「短刀 銘 伯州大柿宮本包則」は、のちに「帝室技芸員」(ていしつぎげいいん)に任命される宮本包則(みやもとかねのり 本名:志賀彦)26歳頃の、若さ溢れる意欲作です。 宮本包則は、伯耆国...
「刀剣ワールド財団」が所蔵する刀のなかから、「短刀」と「鎧通」(よろいどおし)を一覧にしました。
短刀は約30㎝以下の日本刀で、主に護身用として使われました。また、短刀にはいくつか種類がありますが、そのひとつが鎧通です。相手の甲冑の隙間をねらったり、石垣に差して足場にしたりといった使い方がされたと言われています。
刀剣ワールドでは、短刀・鎧通合わせて50振以上もの写真を集めました。各名称を選択するとその刀剣の詳細ページに移動。解説と拡大可能な写真、多方面から写した画像をご覧いただけます。
本短刀は、重ね厚く鋭い鎧通しの体配。焼き高く板目に杢の入った地刃から、一見末備前と見紛う出来口ですが、沸強く湯走り掛かり、表裏の彫物が相州彫りであることから、末相州(すえそうしゅう)の宗光と...
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保存刀剣 | ![]() |
室町時代 後期(末古刀) |
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- (相模国) |
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宗光 |
保存刀剣 | |
室町時代 | |
(制作国) |
- (相模国) |
宗光 |
本刀は、「千子村正」に師事した初代「正重」の後継である2代「正重」が作刀した短刀です。 寸延びて重ね薄い体配に、板目肌流れ地斑交じる地鉄と、湾れ調に小互の目交じり表裏が揃う刃文で、茎も...
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保存刀剣 | ![]() |
室町時代 後期(古刀) |
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正重 |
保存刀剣 | |
室町時代 | |
(制作国) |
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正重 |
本刀は、室町時代に大和国(現在の奈良県)で活動した「末手搔」(すえてがい)と呼ばれる刀工一派の「包光」が作刀した短刀です。 制作年代は、応永年間(1394~1428年)から文明年間(1...
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保存刀剣 | ![]() |
室町時代(古刀) |
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包光 |
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室町時代 | |
(制作国) |
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包光 |
本鎧通を制作した備前国吉光(びぜんこくよしみつ)は、長船義光の子が初代と言われ、本作の吉光は天文頃(1532~1555年)の後代にあたります。 本鎧通は、重ね厚い鎧通。刃文は小沸付いた...
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貴重刀剣 | ![]() |
室町時代(末古刀) |
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備前伝 (備前国/岡山県) |
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吉光 |
貴重刀剣 | |
室町時代 | |
(制作国) |
備前伝 (備前国/岡山県) |
吉光 |