刀剣(日本刀)年表

刀剣(日本刀)年表

刀剣(日本刀)年表

刀剣(日本刀)はもともと、中国大陸から伝わった奈良時代以前の頃には、「反り」のない真っ直ぐな「直刀」(ちょくとう)でしたが、その後の鍛錬技術(たんれんぎじゅつ:金属を打ち据えて日本刀を制作する技術)の発達により、平安時代中期を境に、現在にも見られるような日本独自の「反り」のある「湾刀」(わんとう)へと変化しました。その後も刀剣は時代によって異なる「戦い方」や「用途」に合わせ、少しずつ姿や形状が異なってきた歴史を持ちます。
この刀剣年表では、平安時代~江戸時代以後までの刀剣に関する「有名な刀工」や「有名な刀剣」などを年表に沿ってご紹介しています。

時代による日本刀の姿

時代によって移り変わってきた日本刀の姿をご紹介。日本刀の画像をクリックすると年表に移動し、その時代の有名な刀工や刀剣をご覧頂くことができます。

刀剣(日本刀)年表

時代ごとに分けられた、刀剣(日本刀)を年表形式でご紹介します。

指定・認定区分

  • 国宝 … 国宝
  • 重文 … 重要文化財
  • 重美 … 重要美術品
  • 特重 … 特別重要刀剣
  • 重要 … 重要刀剣
  • 特保 … 特別保存刀剣
  • 御物 … 御物
    皇室にゆかりの深い品々で、皇室の私有品になっている刀剣。
    宮内庁の管轄であるため、文化庁の指定区分である国宝などの対象にならない。
時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵

平安時代後期〜鎌倉時代初期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
平安時代後期〜
鎌倉時代初期
701 天国 小烏丸 御物 宮内庁
893 壺切御剣 御物 宮内庁
987 宗近 三日月宗近 国宝 東京国立博物館
包平 大包平 国宝 東京国立博物館
友成 鶯丸 御物 宮内庁
1004 国永 鶴丸国永 御物 宮内庁
河内有成 石切丸 重美 石切劔箭神社
1074 光世 大典太光世 国宝 公益財団法人前田育徳会
ソハヤノツルギ 重文 久能山東照宮
1184 行平 古今伝授行平 国宝 永青文庫
太刀 無銘 豊後国行平 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1199 宗吉 太刀 銘 宗吉作 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1201 国綱 鬼丸国綱 御物 宮内庁
1207 則宗 一文字則宗 御物 宮内庁
二つ銘則宗 重文 愛宕神社
(京都国立博物館寄託)
助宗 謙信助宗 重文 松岬神社(上杉神社管理)
1208 恒次 数珠丸恒次 重文 本興寺
1219 信包 太刀 銘 信包 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
獅子王 重文 東京国立博物館

鎌倉時代中期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
鎌倉時代中期
1238 光忠 生駒光忠 国宝 永青文庫
高麗鶴光忠 重文 個人蔵
刀 無銘 伝光忠 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
五月雨光忠 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
燭台切光忠 徳川ミュージアム
1247 吉房 岡田切吉房 国宝 東京国立博物館
太刀 銘 吉房 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1250 助真 日光助真 国宝 日光東照宮
刀 無銘 伝一文字 助真 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1259 国吉 鳴狐 重文 東京国立博物館
吉光 一期一振 御物 宮内庁
平野藤四郎 御物 宮内庁
厚藤四郎 国宝 東京国立博物館
後藤藤四郎 国宝 徳川美術館
骨喰藤四郎 重文 豊国神社
信濃藤四郎 重文 致道博物館
前田藤四郎 重文 前田育徳会
秋田藤四郎 重文 個人蔵
博多藤四郎 重文 文化庁
包丁藤四郎 重美 徳川美術館
鯰尾藤四郎 重美 徳川美術館
五虎退 重美 個人蔵
乱藤四郎 個人蔵
毛利藤四郎 東京国立博物館
国行 明石国行 国宝 刀剣博物館
太刀 銘 国行 重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1264 長光 大般若長光 国宝 東京国立博物館
津田長光 国宝 徳川美術館
小太刀 銘 長光 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1278 国俊 愛染国俊 重文 株式会社ブレストシーブ
刀 無銘 伝国俊 重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)

鎌倉時代後期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
鎌倉時代後期
1289 包永 太刀 銘 包永(金象嵌)
本多平八郎忠為所所持之
特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1290 真守 刀 無銘 伝備前真守 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1295 新藤五国光 会津新藤五 国宝 小松安弘興産
(ふくやま美術館寄託)
1301 恒光 太刀 銘 正安三年四月日
恒光
重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1303 相州行光 不動行光 個人蔵
1309 光包 短刀 銘 光包
延慶二年二月日
重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1312 正宗 会津正宗 御物 宮内庁
日向正宗 国宝 三井記念美術館
包丁正宗 国宝 徳川美術館
九鬼正宗 国宝 林原美術館
太郎作正宗 国宝 前田育徳会
中務正宗 国宝 文化庁
刀 無銘 伝正宗 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1316 景光 謙信景光 国宝 埼玉県立歴史と民族の博物館
小竜景光 国宝 東京国立博物館
太刀 銘 備州長船住景光
正和五年十月日
重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1326 貞次 大青江 重文 個人蔵
小青江 重文 個人蔵
にっかり青江 重美 丸亀市立資料館
来国光 短刀 銘 来国光
(名物塩川来国光)
重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
太刀 銘 来国光 重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1329 郷義弘 富田江 国宝 前田育徳会
稲葉郷 国宝 個人蔵
村雲江 重文 個人蔵
刀 無銘 伝江 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
篭手切江 黒川古文化研究所
刀 無銘 吉岡一文字 重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
南泉一文字 重文 徳川美術館
道誉一文字 御物 宮内庁

南北朝時代

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
南北朝時代
1334 貞宗 亀甲貞宗 国宝 東京国立博物館
太鼓鐘貞宗 重文 個人蔵
物吉貞宗 重文 徳川美術館
刀 無銘 貞宗 重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1338 兼氏 稲葉志津 重文 個人蔵
刀 無銘 伝志津
切付銘有り
重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
刀 無銘 伝志津 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1350 広光 大倶利伽羅広光 重美 大阪府茨木市
1351 兼次 短刀 銘 兼次 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1352 倫光 刀 無銘 伝倫光 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1356 国重 へし切長谷部 国宝 福岡市博物館
1356 兼光 大兼光 重文 佐野美術館
福島兼光 重文 東京国立博物館
刀 金象嵌銘 兼光 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1358 安吉 江雪左文字 国宝 ふくやま美術館
小夜左文字 重文 株式会社ブレストシーブ
1381 恒光 太刀 銘 正安三年四月日
恒光
重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1362 長義 短刀 銘 備州長船住長義
正平十五年五月日
重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1365 成家 太刀 銘 備州長船住成家
貞治二二(四)年十二月日
重文 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)

室町時代前期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
室町時代前期
1457 村正 妙法村正 重美
槍 銘 村正 特保 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
藤原正真 蜻蛉切 個人蔵
千代金丸 国宝 那覇市歴史博物館
太郎太刀 熱田神宮
次郎太刀 熱田神宮
日本号 福岡市博物館

室町時代後期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
室町時代後期
1470 兼定 歌仙兼定 永青文庫
和泉守兼定 土方歳三資料館
1489 忠光 走雲 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)

安土桃山時代

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
安土桃山時代
1592 信濃守国広 山姥切国広 重文 個人蔵
加藤国広 重文 三井記念美術館所蔵
山伏国広 重文 個人蔵

江戸時代前期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
江戸時代前期
1603 初代忠吉 刀 銘 肥前国忠吉 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1615 繁慶 刀 銘 繁慶 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1658 真改 刀 銘 井上真改
延宝五年八月日
重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
長曽禰虎徹興里 蜂須賀虎徹 個人蔵
浦島虎徹 個人蔵
1661 陸奥守忠吉 刀 銘 肥前国住陸奥守忠吉 特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
陸奥守吉行 京都国立博物館
1666 康継 刀 銘 (葵紋)於武州江戸越前康継 以南蛮鉄末世宝二胴 本多五郎右衛門所持 重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1675 助広 刀 津田越前守助広
井上真改
(延宝三年二月日)
特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1676 包貞 刀 銘 越後守包貞
延宝四丙辰八月吉日
特重 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1677 真改 刀 銘 井上真改
延宝五年八月日
重美 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)

江戸時代中期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
江戸時代中期
1716 一平安代 刀 銘 主馬首一平安代
敬白云々トアリ
重文
1772 水心子正秀 刀 銘 水心子正秀
天明五年二月日彫同作
特保 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)
1785 刀 銘川部儀八郎藤原正秀
享和二年二月日
重要

幕末期

時代 年号 有名な刀工 有名な刀剣 指定・認定 所蔵
幕末期
1867 藤原清人 刀 銘
荘内住豊前守藤原清人 
慶應三年八月吉日
於洛陽造之
重要 刀剣ワールド財団
(東建コーポレーション)

※年号は「校正古今鍛冶銘早見出」を参照しています。

バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「刀剣(日本刀)年表」のページです。刀剣(日本刀)が生まれた時代、生まれた地、属する流派、制作者の刀工を紹介しています。年表を読んでいると、刀剣(日本刀)が生まれた時代へと心が誘われていくことでしょう。刀剣(日本刀)をたどり、その歴史に触れてみて下さい。
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