刀工の「兼光」とは、「備前長船兼光」(びぜんおさふねかねみつ)のこと。兼光は4名存在しましたが、延文年間(1356~1360年)に活躍した兼光は、2代兼光、延文兼光と言われ、刀剣史上12名し…
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鑑定区分
- 重要美術品
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時代
- 南北朝時代(古刀)
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制作国
- 備前伝
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刀工
- 兼光
本刀が伝来したのは、備前国(びぜんのくに:現在の岡山県東南部)岡山藩の歴代藩主を務めていた「池田家」。備前国、及び備中国(びっちゅうのくに:現在の岡山県西部)の一部を治めていた外様の大藩です…
「刀 無銘 當麻」を作った当麻派(たいまは)は、奈良県北葛城郡当麻町の当麻寺に所属する刀工集団で、大和伝の一派です。正応元年(1288年)頃、国行(くにゆき)が興したと伝わります。当麻寺は、…
「左近将監恒次」は、備前国(びぜんのくに:現在の岡山県南東部)に住した名匠です。現存する在銘作は多くはありませんが、「元亨二年」(1322年)の年紀銘が切られた作例が見られることから、鎌倉時…