「太刀 銘 直綱作」は、大和国(現在の奈良県)の「小泉藩」(こいずみはん)、片桐家に伝来した名刀です。小泉藩は所領が10,000万石の小藩でしたが、初代藩主「片桐貞隆」(かたぎりさだたか)は…
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鑑定区分
- 重要美術品
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時代
- 南北朝時代(古刀)
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制作国
- 相州伝
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刀工
- 直綱
制作者の「来国長」(らいくになが)は、「来国俊」(らいくにとし)の門人であり、のちに摂津国(せっつこく:現在の大阪府北中部と兵庫県南東部)の中島に移り住んで作刀したことから「中島来」と呼ばれ…
本刀を制作した多々良長幸は、江戸時代前期に摂津国(現在の大阪府北西部、及び兵庫県南東部)で活躍した大坂石堂派の刀工で、最高峰の技量を誇る同派の代表工です。本刀は、長寸で身幅の広い雄渾な姿で、…
「南海太郎朝尊」(なんかいたろうちょうそん)は、1805~1806年(文化2~3年)頃に生まれ、幕末に活躍した土佐国高岡郡黒岩村(くろいわむら:現在の高知県高岡郡佐川町)出身の刀工。また、刀…