本太刀(たち)は、1624年(寛永元年)2月、江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)から伊達政宗(だてまさむね)に下賜された物。「徳川実紀」(とくがわじっき:江戸幕府編纂の史書)及び...
「刀剣ワールド財団」が所蔵する、「特別重要刀剣」に認定された刀剣を一覧にしました。
特別重要刀剣は、日本刀美術刀剣保存協会による鑑定ランクのひとつ。重要刀剣指定の物のなかでさらに優れていて価値が高く、国の重要美術品に相当、また、国の重要文化財に準ずる価値があると判断された、最高ランクの刀剣にあたります。値段相場は500万~1,000万円超です。
刀剣ワールドでは、合わせて60振以上もの特別重要刀剣の写真・画像を集めました。各名称を選択するとその詳細ページに移動。解説と拡大可能な写真、多方面から写した画像をご覧いただけます。
本打刀は、「来国光」(らいくにみつ)の作と鑑定された1振。来国光は、鎌倉時代末期から南北朝時代の山城国(現在の京都府)で活躍した来派(らいは)の刀工で、父とされる「来国俊」(らいくにとし)と...
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特別重要刀剣 | ![]() |
鎌倉時代(古刀) |
![]() (制作国) |
山城伝 (山城国/京都府) |
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来国光 |
特別重要刀剣 | |
鎌倉時代 | |
(制作国) |
山城伝 (山城国/京都府) |
来国光 |
本刀は、江戸時代を通して因幡国鳥取藩(いなばのくにとっとりはん:現在の鳥取県)320,000石の藩主を務めた「因州池田家」に伝来した打刀です。 鳥取藩の初代藩主は、戦国大名「池田輝政」...
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特別重要刀剣 | ![]() |
江戸時代 前期(新刀) |
![]() (制作国) |
山城伝 (山城国/京都府) |
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越後守藤原国儔 |
特別重要刀剣 | |
江戸時代 | |
(制作国) |
山城伝 (山城国/京都府) |
越後守藤原国儔 |
「刀 無銘 左弘安」は伊予国(いよのくに:現在の愛媛県)久松家伝来の1振です。筑前国(ちくぜんのくに:現在の福岡県)の刀工、左弘安(さのひろやす)と極められた優品で、「元禄拾弐年 本阿弥光忠...
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特別重要刀剣 | ![]() |
南北朝時代(古刀) |
![]() (制作国) |
- (筑前国) |
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左弘安 |
特別重要刀剣 | |
南北朝時代 | |
(制作国) |
- (筑前国) |
左弘安 |
本刀は、西条藩(現在の愛媛県西条市)藩主、伊予西条松平家に伝来。 制作したのは、備前(現在の岡山県)畠田派の刀工、「畠田真守」です。父は畠田派の祖である、「畠田守家」(はたけだ もりい...
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特別重要刀剣 | ![]() |
鎌倉時代(古刀) |
![]() (制作国) |
備前伝 (備前国/岡山県) |
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真守 |
特別重要刀剣 | |
鎌倉時代 | |
(制作国) |
備前伝 (備前国/岡山県) |
真守 |
本刀は、大坂新刀の双璧と称されていた「津田越前守助広」(つだえちぜんのかみすけひろ)と、「井上真改」による合作刀です。 助広39歳、真改45歳の頃に作られ、助広が召し抱えられていた青山...
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特別重要刀剣 | ![]() |
江戸時代 初期(大坂新刀) |
![]() (制作国) |
- (摂津国) |
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津田越前守助広 井上真改 |
特別重要刀剣 | |
江戸時代 | |
(制作国) |
- (摂津国) |
津田越前守助広 井上真改 |
本刀は、芸州広島(現在の広島県)42万石の初代藩主「浅野長晟」(あさのながあきら)が所持した「来国光」作の1振です。 長晟は、1600年(慶長5年)の「関ヶ原の戦い」以降「徳川家康」に...
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特別重要刀剣 | ![]() |
鎌倉時代 末期(古刀) |
![]() (制作国) |
山城伝 (山城国/京都府) |
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来国光 |
特別重要刀剣 | |
鎌倉時代 | |
(制作国) |
山城伝 (山城国/京都府) |
来国光 |