小旗

未査定

こしさしはた 腰指旗(7枚)/ホームメイト

腰指旗(7枚)

の材質は、生糸の平絹。片側には、袋縫い(旗を固定するために縁を筒状に縫製すること)。他の3辺には、返し縫いを施しています。

旗の上部に描かれているのは「抱き柏紋」。柏紋は、ブナ目ブナ科の落葉中高木を図案化した家紋で、その数は500種以上あると言われています。また、家紋の他に企業のロゴや神職が用いる神紋にも用いられてきました。

旗の下部に描かれているのは「三引両」(みつひきりょう)。「引両紋」の一種である三引両は、武家の間で広く使用された家紋です。江戸時代には、大名家や幕臣など合わせて340余りの家で家紋に使用されました。

なお、引両紋は室町幕府将軍家の「足利氏」が用いた家紋としても知られていますが、のちに将軍家だけではなく、15代将軍「足利義昭」(あしかがよしあき)から引両紋を下賜された「織田信長」が、織田家の家紋として使用しています。

腰指旗(7枚)の写真

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美術品の詳細情報

カテゴリ名 小旗 寸法(縦×横) 27.5cm×12.8cm
(1枚)
代表的な
所蔵伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「腰指旗(7枚)」の詳細ページです。
戦場で自軍の勢力を示し、敵味方の区別を付けるために使用されていた旗指物。種別・大きさ等の詳細情報や様々な角度から見ることができる写真などを掲載しています。
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