助真は、福岡一文字・助房の子で、一文字吉房・則房とは兄弟です。1266年(文永3年)、鎌倉幕府の将軍職を継がれた惟康親王(後嵯峨天皇第一皇子)のお召しに応じて、一門と共に鎌倉の沼間に住し、鎌…
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鑑定区分
- 重要美術品
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時代
- 鎌倉時代 中期(古刀)
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制作国
- 備前伝
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刀工
- 助真
本刀は、能登の守護大名から戦国大名となった「畠山義総」(はたけやまよしふさ)の佩刀と伝承のある、備前「吉岡一文字」の傑作刀です。義総は、一向一揆を平定し、また、国作りにも積極的に尽力するなど…
本刀が伝来したのは、備前国(びぜんのくに:現在の岡山県東南部)岡山藩の歴代藩主を務めていた「池田家」。備前国、及び備中国(びっちゅうのくに:現在の岡山県西部)の一部を治めていた外様の大藩です…