てつさびじうんりゅううちだしじんがさ鉄錆地雲龍打出陣笠／ホームメイト

本陣笠は、小浜藩（おばまはん：現在の福井県）11代藩主「酒井忠順」（さかいただより）所用と伝わる一枚です。

鍛えの良い厚い鉄に、雲龍が打ち出されているのが特徴。龍の顔や指の彫りの細やかさに、打ち出しの技術の高さが見受けられます。

八幡座（はちまんざ：陣笠の頂点部。神様の宿る場所の意味）の金具には、銅を使用。裏面も朱塗りで、小浜藩家紋「丸に剣酢漿草紋」（まるにけんかたばみもん）が5点、金蒔絵で描かれ、豪華です。

鉄錆地雲龍打出陣笠の写真

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美術品の詳細情報

種別	陣笠	推定制作時代	江戸時代
代表的な所蔵・伝来	刀剣ワールド財団〔東建コーポレーション〕

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「陣笠・陣羽織・火事装束写真」の「鉄錆地雲龍打出陣笠」の写真・画像ページです。
足軽から上級武士が使用した「陣笠」や、欧州の帽子を参考にされた「とんきょ帽」、武将が自らの威厳を示した「陣羽織」などをご紹介。こちらでは、「鉄錆地雲龍打出陣笠」の写真・画像を解説とともにご覧いただけます。
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