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たけだにじゅうよんしょうず 武田二十四将図 /ホームメイト

本図は、甲斐国(現在の山梨県)の戦国武将「武田信玄」(たけだしんげん)に仕えた著名な武将達を描いています。武田信玄には多くの有能な家臣達がおり、江戸時代以降、「武田二十四将」として描かれ人々に親しまれてきました。みな華々しい活躍をした勇将です。
本図上部、中央にいる人物が武田信玄。赤い装束を身にまとい、腰には日本刀、手には軍配(ぐんばい)を持っています。武田信玄を頂点として、「馬場美濃守」(ばばみののかみ)や「高坂弾正」(こうさかだんじょう)、「穴山梅雪」(あなやまばいせつ)といった名立たる武将達が描かれました。
また、画面最下部、左から2番目の人物は、伝説的な軍師の「山本勘助」(やまもとかんすけ)。優れた知将として特に有名ですが、実在したのか定かではなく、謎の多い人物です。
武田二十四将図は、本図のような縦長の構図の他、横長の物もあります。
