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茎(なかご)
「鍵穴形目釘穴」(かぎあながためくぎあな)とは、鍵穴の形をした目釘穴(めくぎあな)のことを指します。
単純な目釘穴では、目釘が固定できず脱落することがあったため、「鍵穴形」は脱落防止対策として誕生した。
「鍵穴形目釘穴」(かぎあながためくぎあな)とは、目釘穴が、鍵穴のような形態となっている様を表現する言葉。
普通、目釘穴は丸く開けられるが、拵(こしらえ)の形状や抜け難さの追求からか、四角い穴を穿つこともある。磨上げを重ねたり、多くの拵に合わせる中で茎に複数の目釘穴が開けられ、それがつながった結果、あたかも鍵穴のように観える形態となることがある物。
また、新刀期・新々刀期の作には、奇をてらってか、あえて、初めから異形の目釘穴を開けてある物もある。
刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「刀剣難解辞典」の「鍵穴形目釘穴」のページです。 現代でもよく使われる刀剣の難解用語のひとつ「鍵穴形目釘穴」についてご紹介。「刀剣難解辞典」を活用し、茎や「鍵穴形目釘穴」の関連用語について詳しくなりましょう。刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、日本刀にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工に関する情報などをご紹介。日本刀に関するSNS、各種アプリゲーム、日本の歴史川柳、四字熟語といった楽しむコンテンツも充実。刀剣や鎧兜に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみいただけます。