日本刀鑑賞のポイント
日本刀の姿①
日本刀鑑賞のポイント
日本刀の姿①

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日本刀を鑑賞するポイントは、日本刀の美しさを構成している要素をよく観ること。ズバリ、日本刀の「姿」(すがた)・「刃文」(はもん)・「地鉄」(じがね)です。まずは、日本刀の姿に注目。日本刀の姿を司る、「鋒」(きっさき)・「反り」(そり)・「造込み」(つくりこみ)・「長さ」を良く見て全体的にとらえることができれば、作刀された時代や個性を読み取れるようになれます。そこで、日本刀の姿について詳しくご紹介していきます。

そもそも姿とは?

姿

姿

美術品として日本刀の鑑賞を楽しむとき、観どころとなる部分はいくつかあります。その中でも、作刀された時代を知る有力な手がかりとなるのが姿です。

日本刀は、それぞれの時代によって異なる必要性や要求に合わせて作られているため、その姿の中に時代ごとの社会的特徴が反映されています。つまり、日本刀の姿を知ることは、日本の歴史そのものを知ることにつながると言えるのです。

日本刀の姿は、別名「体配」(たいはい)とも呼ばれ、刀身(とうしん)の「茎」(なかご)以外の部分、鋒から「棟区」(むねまち)までを指します。姿は様々な部位から構成されており、日本刀を鑑賞する際には、そのひとつひとつに注目していくことが大切です。

ここでは、特に時代の変化を読み取りやすい、鋒・反り・造込み・長さの特徴を取り上げ、それらがどこを指し、どのような役割を果たしているのかをご説明します。

鋒を見てみよう!

ふくら_横手_三つ頭_鎬筋

ふくら・横手・三つ頭・鎬筋

「鋒」は「切先」ともかかれ、この部位は、刀身の先端部分に当たります。具体的には、「鎬筋」(しのぎすじ)と刃から棟に引かれた「横手」(よこて)が交わる、「三つ頭」(みつがしら)より上の部分。日本刀の美しさが一番際立ち、敵を直接斬ったり、刺したりする部位でもあります。

鋒の仕上がりが、その日本刀の美と威力を左右すると言っても過言ではありません。刀匠たちは、この鋒がさらに強固で切れ味の良い物になるように、合戦が繰り返されるたびに、改良を重ねていったのです。

鋒の形状と種類

鋒は長さや形によって、以下の5種類に分けられます。この鋒を見るだけで、ある程度、作刀された時代の判定ができます。

鋒の種類

鋒の種類

かます鋒(かますきっさき)
長さ:2~3cm。ふくら枯れる。平安時代~鎌倉時代。

小鋒(こきっさき)
長さ:2~3cm。ふくら付く。平安時代~鎌倉時代。
猪首鋒(いくびきっさき)
長さ:3~4cm。鎌倉時代中期。身幅(みはば)が広い太刀(たち)に中鋒(ちゅうきっさき)でふくら付いて詰まった感じに見えます。

中鋒(ちゅうきっさき)
長さ:3~4cm。ふくら付く。鎌倉時代中期~鎌倉時代後期。または室町時代、江戸時代。
大鋒(おおきっさき)
長さ:5cm超。ふくら付く。南北朝時代。または室町時代、江戸時代。

直刀時代(奈良時代以前)、鋒の多くは小さく直線的でした。時代が経つにつれて、鋒は伸びて、「ふくら」が曲線的になっていくのが特徴です。また、室町時代になると、日本刀全体のバランスと流行に呼応して、様々なタイプが登場します。

なお、ふくらとは、鋒のカーブのこと。丸みがあることを「ふくら付く」、「ふくら張る」。逆に、丸みがなく鋭くなることを「ふくら枯れる」と表現します。特に直刀時代の雰囲気を残した、小鋒でふくらが付かない直線的な物を「かます鋒」と呼びます。

さらに、鋒には刃文があり、鋒の刃文のことを「帽子」(ぼうし)と言います。鋒の形と帽子の部分は、時代によって異なる戦闘様式や流行によって変化するのはもちろん、難しい技術が必要な箇所で、刀匠の個性が最も表現される部位でもあるのです。

反りを見てみよう!

反り

反り

鋒から棟区までを線で結び、棟とその線までが一番離れている場所の寸法を「反り」と言います。この反りこそ、日本刀を象徴する美しさの要。反りが付くことによって、少ない力で効果的に物を切ることができるのです。

反りの種類

反りも、各時代の戦闘様式や日本刀の種類によって変化します。それは次の6種類です。

腰反り(こしぞり)
「茎」(なかご:刀身の手元部分)に近いところに反りの中心があるタイプ。平安時代後期~鎌倉時代前期。

中反り(なかぞり)
反りの中心が刀身の中心にあるタイプ。鳥居反り(とりいぞり)とも言います。鎌倉時代。

先反り(さきぞり)
反りの中心が刀身の中央より先にあるタイプ。室町時代~戦国時代。

内反り(うちぞり)
刀身の反りが棟側ではなく、刃のほうに反っている珍しいタイプ。上古代または鎌倉時代。

筍反り(たけのこぞり)
内反りの一種。刀身に反りが少なく、上身が刃のほうに傾いているタイプ。短刀によく見られる。鎌倉時代。

無反り(むぞり)
全く反りがない。剣術の竹刀に合わせて作られた物。江戸時代。

腰反り_中反り_先反り_内反り_筍反り_無反り

反りの種類

反りの位置

室町時代を境にして、それ以前は茎から反りが始まる傾向にあり、それ以降の日本刀は、刀身の中央よりも鋒に近い部分の反りの物が多いようです。

反りがあることで得られる効果のひとつは、斬る物に対して刃が斜めに入るようになるため、少ない力でより効率良くその威力を発揮できること。また、重心の位置が「柄」(つか)に寄るようになるため刀身が軽く感じられ、反りがあまりない「無反り」の日本刀よりも、より実践向きであったと考えられています。

ちなみに、平和な江戸時代中期には剣術が盛んになり、稽古で使う竹刀が真っ直ぐなので、それに応じた反りのない日本刀が制作されています。

造込みを見てみよう!

「造込み」とは、日本刀の形状のこと。反り具合や鎬の有無、各部の厚みの違いにより、大きく2種類に分けることができます。この形状は日本刀独自の物で、日本刀の美しさは、鎬の高さと身幅のバランスで決定するとも言われています。

造込みの種類

造込みの種類としては、「鎬造り」(しのぎづくり)と「平造り」(ひらづくり)に大別できます。

造込みの種類

造込みの種類

鎬造りとは、別名「本造り」。刀身側の山形に高くなっている部分である鎬を造込むこと。この鎬造りにより、日本刀を強く折れにくくする効果があります。

なお、鎬筋は「棟側」に寄っているのがポイント。鎬造りができる平安時代より前の「切刃造り」(きりはづくり)は、鎬筋が刃側に寄っています。そのため、平安時代前期の物には、鎬筋がまだ中央に近い物もあります。

一方、平造りとは、鎬のない平面的な造込みのこと。平安時代以前の太刀の多くは平造りでした。平安時代以降は短刀に多く、刃先が鋭利で切れ味に優れています。

鎬造りと平造り以外の造込み

造込みは、鎬造りと平造りの他にも、時代の要請に応じて、以下の物が作られました。

両刃造り(もろはづくり)
両側に刃が付いている、剣タイプの造込み。室町時代に多い。

冠落造り(かんむりおとしづくり)
棟の上半分の肉を削ぎ落とし、菖蒲造りにした造込み。古刀期の大和伝、短刀に多い。

菖蒲造り(しょうぶづくり)
「菖蒲」(しょうぶ)の葉に似ているので、名付けられました。横手がなく、鎬筋が鋒まで伸びる物。室町時代中期~室町時代後期。

切刃造り(きりはづくり)
日本刀が完成する前の直刀に多い造込み。鎬が刃側に寄っているのが特徴。鎬造りは、この切刃造りが進化した物。奈良時代に多い。

おそらく造り(おそらくづくり)
横手筋が刀の中心ぐらいまで下がり、鋒が大きく鋭くなる造込み。室町時代の駿州助宗の短刀にこの造りがあり、「おそらく」と銘が切られていたので名付けられた。

片切刃造り(かたきりはづくり)
片側が平造りで、もう片側が鎬造りになっている造り込み。南北朝時代の相州伝や江戸時代前期、幕末に多い。

鵜首造り(うのくびづくり)
棟側から見ると、鵜の首の形に似ている。鋒部分と下半分の棟を残し、その間の鎬地を削った物。鎌倉時代、南北朝時代の短刀、脇指に多い。
長巻造り(ながまきづくり)
薙刀を大きくしたような物。反りは浅く、中心が長い。室町時代に登場し戦国時代に多い。
薙刀造り(なぎなたづくり)
先身幅が張って反り、中心が長い。鵜の首造りに多く、長巻よりも寸が詰まる。江戸時代。
鎧通造り(よろいどおしづくり)
鎧の隙間を狙って刺し貫けるように作った物。身幅が狭く、重ねが厚い。鎌倉時代、室町時代。
(けん)
長さに関係なく、両刃で表裏、左右均等の物。

毛抜型太刀造り(けぬきがたたちづくり)
平安時代後期に流行。茎に毛抜に似ている透かしがある。

鎬を見てみよう!

鎬/鎬筋・鎬地

「鎬」(しのぎ)とは、鎬造りの日本刀に表れる、刀身の側面(刃と棟の間)にある山形に高くなっている筋のこと。切れ味を良くするために刃の部分は薄く、さらに衝撃を緩和するためにこのようなくさび形になったと言われています。鎬は、刀身の中央に横手筋から棟区まで続き、これを「鎬筋」(しのぎすじ)と呼びます。また、鎬筋と棟の間の面を「鎬地」(しのぎじ)と言うのです。

鎬の高さを見る方法

鎬の高さを見る方法

鎬の高さを見る方法

鎬の高さを見るには、刀剣を真っ直ぐに立て、棟を正面にして鎬の山形が棟の左右に突起する具合を確かめます。鎬の高い刀剣とは、重ね(厚さ)と鎬の高さの差が2mm以上の物。平均的な鎬の刀は1mm。鎬の高さがほとんどない日本刀もあります。

身幅とは、棟から刃先までの幅のこと。大和伝系の日本刀は、鎬が高いだけでなく身幅も広く、相州伝系や備前伝系は、比較的、鎬が低く身幅が広い物が多いのが特色です。

また、「鎬を削る」という言葉がありますが、語源はまさに、この日本刀の鎬。日本刀同士で闘うと、刃の鎬の部分が接触して削られてしまうことから、激しく争う様をそう表現するようになったのです。

棟を見てみよう!

「棟」(むね)は、刀身の背にあたる、刃が付いてない側のこと。「峰」(みね)とも呼ばれ、刃が付いてない方で斬らずに打撃を与えることを「棟打ち」、「峰打ち」と言います。

棟の種類

棟は4種類あり、「三つ棟」(真の棟)、「丸棟」(草の棟)、「角棟」、「庵棟」(行の棟)です。

三つ棟_丸棟_角棟_庵棟

三つ棟・丸棟・角棟・庵棟

三つ棟(真の棟)は山城伝、相州伝の刀剣または短刀に多く、丸棟(草の棟)は九州や北陸の刀剣によく見られます。角棟は「平棟」も言い、棟先の筋がなく平らに仕立てられています。庵棟(行の棟)は大太刀に多く、山形部分の傾斜が鋭い物を「庵高い」(いおりたかい)と言い、部分の傾斜がゆるい物を「庵低い」(いおりひくい)と言います。

重ねが薄い_重ねが厚い

重ねの厚さ

また、日本刀を「縦」にして、棟のほうから見た厚み、つまり棟部の厚さのことを「重ね」と言います。「重ねの厚さ」を見るには、刀剣を真っ直ぐに立て、棟を正面にして確かめます。

「棟の形」、重ねの厚さが合わなければ、刀身を鞘に収めることはできません。

重ねの厚さ・上下の身幅の差

また、柄の身幅と重ねをそれぞれ「元幅」(もとはば)・「元重ね」(もとかさね)、同じように先端部分の身幅と重ねを「先幅」(さきはば)・「先重ね」(さきかさね)と呼んでいます。

「重ね」の厚さ「身幅」の差

「重ね」の厚さ「身幅」の差

先幅と元幅の差が大きいことを「踏ん張りがある」と言い、この形状の物は鋒が小さくなり、優美な印象のある姿になるのです。こうした踏ん張りがある姿は平安時代まで多く見られていましたが、鎌倉・南北朝時代には、先幅と元幅の差が小さくなっているのも特徴のひとつです。

また、身幅の変化を考えるときには重ねとの関係にも注目すると、より詳細に時代が見えてきます。身幅が広く、重ねが厚い姿の日本刀は、平安時代後期から鎌倉時代中期にかけての物で、身幅が広く、重ねが薄くなっている物は鎌倉時代後半から南北朝時代に主流になりました。

このように、「鎬の高さ」、「身幅」、棟の形と重ねの厚さのバランスが、刀剣の印象、美しさだけでなく、実用の際の使用感にも大きく影響するのです。

長さを見てみよう!

日本刀の長さも、実は時代ごとに定まっています。長さとは姿と同じく鋒から棟区までのこと。この長さにより、次の5つに分類できます。

長さを見てみよう!

長さを見てみよう!

太刀(たち)
2尺3寸~3尺(約70~90cm)。平安時代~室町時代まで。

大太刀(おおたち)
3~10尺(約90cm~3m)。主に南北朝時代。

打刀(うちがたな)
2尺(約60.6cm)以上の物。太刀よりは短い。室町時代以降。

脇指(わきざし)
1尺~2尺(約30.3cm~60.6 cm)以下の物。

短刀(たんとう)
1尺(約30.3cm)未満。

1尺は約30.3cm。1885年(明治18年)までは尺貫法が用いられていたため、日本刀の長さは「尺」で表記されるのが一般的です。

どうして長さが違うの?

時代によって長さが違う一番の理由は、戦闘の様式が変化したから。平安時代から室町時代前期までは、馬に乗って戦う馬上戦が主流でした。それも、位の高い者同士が1対1で戦う一騎打ち。したがって、平安時代から鎌倉時代の太刀の長さ2尺3寸~3尺(約70~90cm)は、乗馬して片手で抜刀・なぎ払うのに最適なサイズだったと言えるのです。

しかし、鎌倉時代後期に「元寇」(げんこう)を受け、集団戦を仕掛けられます。これにより、一騎打ちでは想定していなかった日本刀の欠点が明らかになるのです。それは、重ねが厚く平肉が厚いと、重くて振り回すことができないこと。そして、焼き幅が広いと、硬度も裁断力も高いけれど欠けやすく、何度も太刀を合わせると折れてしまうこと。さらに、元人が扱う両刃の剣に比べて、太刀自体が小さいことも欠点でした。

元寇には打ち勝ち、追い払ったものの、作刀方法の改善に迫られます。そして、硬軟の地鉄を組み合わせ、「折れない・曲がらない・甲鎧をも断ち切る」強度と軽量化を実現した相州伝が完成するのです。

これにより、南北朝時代には、日本刀が巨大化し、大太刀が主流に。大太刀は、巨大でも軽いので、馬上戦で背中にかついで、なぎ倒す戦闘スタイルになりました。長大で派手な武器を扱うことが、武士にとってのステータスとなったのです。

室町時代後期には戦国大名が出現し、戦が頻繁に起こります。戦闘様式は徒歩戦・一騎打ちスタイルに再変化し、打刀が登場。打刀は徒歩戦で日本刀が抜きやすく、太刀よりも少し短め。持ち主の身長・腕の長さに合わせて作られ、「磨上げ」(すりあげ)・「大磨上げ」という、太刀や大太刀の茎を短く切り整えて使用する手法も行なわれるようになりました。

さらに江戸時代には、「定寸」(じょうすん)が定められ、日本刀の長さは「2尺3寸5分」(約70cm)と決められたのです。

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