4本または6本の脚の付いた中国風の蓋の付いた収納箱。中世までは運搬具としても使用された。甲冑を収納するほか、適度な高さであるため腰掛けにも用いられた。本来は経文や文書などの貴重な物を湿気から防ぎ保存するために使われた。
革製の履物の一種。足の甲を覆い、指先が分かれない形で、足首を覆わない物。
家々で定まっている正式な紋のこと。主に用いる紋。「表紋」(おもてもん)、「本紋」(ほんもん)、「正紋」(せいもん)とも言う。
折りたたんで持ち運べる木製の腰掛け。携帯用。室町時代末期。座る部分にひもや皮、布などを張り、脚はX形に組まれている。
足首から下だけの短い軍事用の靴。馬上用で使用され、毛皮で作られることが多い。緒を端から端まで通し、足の甲の上で結ぶ形式。