指物

江戸時代 後期

くろじひのまる さしものはた 黒地日の丸 指物旗/ホームメイト

黒地日の丸 指物旗

黒い平絹地に赤い日の丸がデザインされた、並幅(約36㎝)の2倍以上ある大きな二幅(ふたの)の指物甲冑(鎧兜)の背に差すタイプで、旗の下方には細長い名札のような物が付いていますが、無記名です。

どこか威厳を感じるこの旗の文様は、陸奥国中村地方(現在の福島県相馬市)の「相馬中村藩」藩主、相馬氏が使用した物と同じ。相馬氏は、「平将門」(たいらのまさかど)を祖先に持つ平氏の名家。鎌倉時代から戊辰戦争までの約740年間、この土地を統治しました。

毎年7月に相馬市で行なわれる「相馬野馬追」(そうまのまおい)というお祭りで、総大将大纏として、この旗が掲げられている姿を観ることができます。

黒地日の丸 指物旗の写真

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美術品の詳細情報

カテゴリ名 指物 寸法(縦×横) 91cm×60cm
代表的な
所蔵伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「黒地日の丸 指物旗」の詳細ページです。
戦場で自軍の勢力を示し、敵味方の区別を付けるために使用されていた旗指物。種別・大きさ等の詳細情報や様々な角度から見ることができる写真などを掲載しています。
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