• 特別貴重資料
  • 江戸時代 後期

てつさびじさんじゅうにけんほしかぶと

鉄錆地三十二間星兜/ホームメイト

鉄錆地三十二間星兜

「鉄錆地三十二間星兜」は、江戸時代に活躍した甲冑師一派「明珍派」(みょうちんは)の14代当主「義長」(よしなが)の作品です。

明珍派は、最も有名な甲冑師の一派であり、江戸時代には諸藩の「御抱具足師」(おかかえぐそくし)となったことで広く地方に分布しています。

甲冑(鎧兜)の「」は、三十二間の各筋に1行9点の大きな星を打った重量感のある「鉄錆地三十二間星兜」です。首周りを保護する「」(しころ)は「饅頭錣」(まんじゅうしころ)と言い、独特な丸みを帯びているのが特徴。錣の「鉄黒漆塗板物三段萌黄糸威」による緑色の縅糸(おどしいと)が兜全体に彩りを添えます。

左右にある「吹返」(ふきかえし)には、「井桁紋」と「細輪紋」を並べた個性的な家紋を配置。兜の鉢裏、後正板には「義長」とが彫られ、古式を模した品の良い1頭に仕上がっています。

甲冑詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別貴重資料
推定制作時代 推定制作
時代
江戸時代 後期
甲冑種別 甲冑種別
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔東建コーポレーション〕
展示施設 展示施設
-

刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「甲冑(鎧兜)写真」の詳細ページです。
こちらでは、「鉄錆地三十二間星兜」についてご紹介。
甲冑(鎧兜)の特徴の他にも、制作された時代や代表的な所蔵・伝来といった詳細情報、写真・動画もご覧いただけます。あなたが知らない情報は手に入れられましたか?他にも気になる甲冑(鎧兜)がありましたら、「甲冑(鎧兜)写真」をご活用ください。
刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、日本刀にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工に関する情報などをご紹介。日本刀に関するSNS、各種アプリゲーム、日本の歴史川柳、四字熟語といった楽しむコンテンツも充実。刀剣や鎧兜に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみいただけます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード