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徳川慶喜公伝 /ホームメイト

徳川慶喜公伝

徳川慶喜公伝
内容紹介

徳川慶喜公伝

「徳川慶喜公伝」とは、「渋沢栄一」(しぶさわえいいち)の主導のもと編纂が行われ、1918年(大正7年)に刊行した第15代将軍「徳川慶喜」(とくがわよしのぶ)の伝記です。

そして本書は、戦後に原文のまま出版した書籍となります。本書は全4巻35章からなり、徳川慶喜の誕生から、一橋家相続、「安政の大獄」の処分による蟄居謹慎、将軍就任など徳川慶喜の出来事を時系列順に記載。それらは多くの資料をもとに詳細に書かれています。

渋沢栄一の意見を汲んで、決して徳川家だけを贔屓する内容とならないよう当時の情勢を鑑みて中立的な立場で書かれているのが特徴です。そして4巻の巻末には、絵画鑑賞や写真、狩猟といった徳川慶喜の趣味について書かれており、日常生活をどのように過ごしていたかも伝えています。

さらに巻頭の口絵には、徳川慶喜や交流のあった人々の肖像写真を掲載。幕末の動乱期を生きた徳川慶喜でしたが、穏やかな余生を過ごしていたことがうかがえます。なお渋沢栄一が徳川慶喜公伝を編纂するにあたり目指したのは、幕末の戦で失墜した徳川慶喜の名誉回復でした。

しかし徳川慶喜は完成を見届けることなく1913年(大正2年)に死去。刊行したのは徳川慶喜の死からさらに5年後のことでした。渋沢栄一は、徳川慶喜公伝を墓前に献呈する奉告式を執り行い、墓に眠る徳川慶喜に完成を伝えたと言います。

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