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たんとう めい かねみつ
本刀は、室町時代に大和国(現在の奈良県)で活動した「末手搔」(すえてがい)と呼ばれる刀工一派の「包光」が作刀した短刀です。
制作年代は、応永年間(1394~1428年)から文明年間(1469~1487年)と考えられ、刃長、身幅ともに尋常で内反りの姿は、常の末手搔よりも時代の上がる大和伝に観えます。
地鉄は板目肌に強く柾が流れ、刃文は細直刃で刃中に沸が詰まる出来口で、古香漂う末手搔の代表作と言える1振です。
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刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」。こちらのページは刀剣写真・日本刀画像一覧の詳細情報ページです。「短刀 銘 包光」は室町時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。刀剣・日本刀の総合情報サイト「刀剣ワールド」では、より多くの方に刀剣・日本刀・甲冑(鎧兜)の素晴らしさを広めるため、様々な情報を発信していきます。