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鞍(くら)
江戸時代 中期
本鞍は、江戸時代後期に「高松藩」の馬術指南役を務めていた「宮井家」に伝来した物。
「前輪」(まえわ)と「後輪」(しずわ)の内側と外側には、宮井家が藩主から拝領したと言われている「井筒卍字紋」(いづつまんじもん)が金文字で描かれています。銘・年紀の記載が確認できますが、詳細については不明です。
また本鞍には、同じ文様が施された「鐙」(あぶみ)が付帯しています。
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