刀剣の知識を学べる刀剣の専門サイトです。
小旗
未査定
本旗は、兜や陣笠に取り付けて敵味方の区別をするために用いられた笠標であると推測されます。
材質は、絹を平織した平絹。上縁に竹芯を入れて縫い含み、その中央部には兜などに取り付けるための紐を通す穴を設けています。
白地の旗地上半分には2本の引両を墨で描き、下半分は赤の顔料で染色。ここに向かい蝶の丸紋、藤巴紋、橘紋などが黒や白抜きで描かれた物や、赤地の物があります。
色使いや、旗地上部に二引両紋が描かれている共通点から、本旗は、合標であると推定可能です。
※画像はクリックすると、拡大してご覧いただけます。
刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「笠標(9枚)」の詳細ページです。戦場で自軍の勢力を示し、敵味方の区別を付けるために使用されていた旗指物。種別・大きさ等の詳細情報や様々な角度から見ることができる写真などを掲載しています。刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、日本刀にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工に関する情報などをご紹介。日本刀に関するSNS、各種アプリゲーム、日本の歴史川柳、四字熟語といった楽しむコンテンツも充実。刀剣や鎧兜に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみいただけます。