-

安土桃山時代

とくがわいえやす しゅいんじょう ちぎょうあてがいじょう 徳川家康 朱印状 知行宛行状 /ホームメイト

徳川家康 朱印状 知行宛行状

「知行宛行状」(ちぎょうあてがいじょう)とは、主君が家臣に与えた知行(俸禄として土地を与えること。またその土地)の権利を保証した文書のこと。

徳川家康」は、「石清水八幡宮」(いわしみずはちまんぐう)へ詣でたときに、「亀女」(かめじょ:のちの「お亀の方」)を見初めると、1594年(文禄3年)に側室に迎えました。

亀女は、石清水八幡宮の社務(しゃむ:神社の事務をつかさどる役職)であった田中家の分家にあたる「正法寺」(しょうぼうじ)の住職「志水宗清」(しみずむねきよ)の娘で、のちに尾張徳川藩の祖となる「徳川義直」(とくがわよしなお)を出産します。

徳川家康は、石清水八幡宮へ「検地令免許、守護不入」(けんちれいめんきょ、しゅごふにゅう:土地の測量を行なわず、守護による租税の徴収や罪人の捕縛を行なわないこと)の朱印状を与えました。こうした特権を得られたのは、亀女の働きによるところが大きかったと考えられています。

石清水八幡宮はのちに、尾張徳川家からの庇護を受けることとなりました。

徳川家康 朱印状 知行宛行状

徳川家康 朱印状 知行宛行状の写真

※画像はクリックすると、
拡大してご覧いただけます。

美術品の詳細情報

鑑定区分 - 推定制作時代 安土桃山時代
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」は、美術的に価値の高い刀剣や甲冑に関するコンテンツを公開しています。
「書画・絵画・屏風写真」では、様々な種類の書画・絵画と源平合戦の名場面を描いた屏風を一覧で掲載。こちらではそのなかから、「徳川家康 朱印状 知行宛行状」の写真・画像がご覧いただけます。
刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、日本刀にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工に関する情報などをご紹介。日本刀に関するSNS、各種アプリゲーム、日本の歴史川柳、四字熟語といった楽しむコンテンツも充実。刀剣や鎧兜に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみいただけます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード