陣笠
江戸時代
ねりかわきのじもんじんがさ 煉革木の字紋陣笠/ホームメイト

陣笠の頂点部には、「三重丸文様」、正面には「木」の文字が金で描かれた突盔形(とっぱいなり:陣笠の頂のとがった物)があります。
素材は、煉革(ねりかわ)と木。「煉革」とは、生革を火であぶったり膠(にかわ)を溶いた水に浸けたりして、さらに槌でたたいて固めた物。これを木に貼り、突盔形をつくっています。 実戦などで使われたためか、手などで擦ったような塗りの剥げが見受けられます。
素材は、煉革(ねりかわ)と木。「煉革」とは、生革を火であぶったり膠(にかわ)を溶いた水に浸けたりして、さらに槌でたたいて固めた物。これを木に貼り、突盔形をつくっています。 実戦などで使われたためか、手などで擦ったような塗りの剥げが見受けられます。