陣笠
江戸時代 後期
じゅうろくけんすじかんしつぬりじんがさ 十六間筋乾漆塗陣笠/ホームメイト

正面には、銅製の文様で飾られており、遠くからでも味方を区別することが可能です。また、外周が丸い波型の銅板で縁取られており、陣笠全体が優しいイメージになっています。
表面は、乾漆塗り(かんしつぬり)で、十六間筋が入っています。「乾漆塗り」とは、乾燥した漆の粉を蒔き、漆を塗り重ねていく仕上げ法です。漆の粉の荒さを調節することで、漆のしっとり感・やわらかさと、粉のざらざら感の、どちらも表現することが可能です。
この笠では、つややかな塗りとなっていますので、非常に細かな粉を使った乾漆塗りだと考えられます。 保存状態は非常によく、大変貴重な陣笠です。
表面は、乾漆塗り(かんしつぬり)で、十六間筋が入っています。「乾漆塗り」とは、乾燥した漆の粉を蒔き、漆を塗り重ねていく仕上げ法です。漆の粉の荒さを調節することで、漆のしっとり感・やわらかさと、粉のざらざら感の、どちらも表現することが可能です。
この笠では、つややかな塗りとなっていますので、非常に細かな粉を使った乾漆塗りだと考えられます。 保存状態は非常によく、大変貴重な陣笠です。