陣笠

江戸時代 中期

うんりゅうずうちだしてつじんがさ 雲龍図打ち出し鉄陣笠/ホームメイト

雲龍図打ち出し鉄陣笠

陣笠は、龍が雲の間から出ている様子が笠をぐるりと取り巻いています。正面には、龍の頭がくるようにデザインされ、ひげが長く伸びているのが愉しげです。そのまま時計回りに、胴や尻尾が雲の切れ目から見え隠れしている様子。胴体のうろこの細やかさや美しさ、すっと立ち上がる2本の角、ゆらゆらと揺れる雲の様子など、作者が高い技術を持っていたことが分かります。

鉄製で、どちらかと言うと平たい円形状。縁取るように、縁の部分が打ち出されています。出来も良く、保存状態も良好です。

雲龍図打ち出し鉄陣笠の写真

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美術品の詳細情報

種 別 陣笠 推定制作時代 江戸時代 中期
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「陣笠・陣羽織・火事装束写真」の「雲龍図打ち出し鉄陣笠」の写真・画像ページです。
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