指物
未査定
まるにかじのは さしものはた 丸ニ梶ノ葉 指物旗/ホームメイト

素材は平絹。一幅(ひとの)の生地で、片側には袋縫い(旗を固定するために縁を筒状に縫製すること)を施し、上下の縁は3つ折り縫い。一面に施されているのは、縦20cm、横5cm間隔の格子縫い。
袋縫いの上下端には、黒い「韋」(なめしがわ:加工しやすいように処理を施した動物の皮)が補強のために縫い付けてあります。
中央のやや上には、約30cm四方の黒地があり、中には白抜きの「丸に梶の葉紋」。「梶の葉」は、神に捧げる供物を盛り付ける器として、古くから使用されてきた植物です。
「梶の葉紋」は、全国に約25,000社ある「諏訪神社」が神紋に用いており、諏訪神社が使用する梶の葉紋は「諏訪梶の葉」と呼ばれます。