アーカイブ ※この記事は2023年1月15日に発行されたものです。
公益財団法人永青文庫が実施する「史上最大のキリシタン一揆・島原の乱出陣の鎧/文化財修理プロジェクト」について紹介しています。クラウドファンディングによって支援を募り、甲冑2領の修理費に充てる計画です。
公益財団法人永青文庫(細川護熙理事長)は、クラウドファンディングサービスREADYFORを利用して「史上最大のキリシタン一揆・島原の乱出陣の鎧/文化財修理プロジェクト」を実施する。二月二十八日から五月八日まで支援を募る。目標金額は一千万円。
一昨年、菱田春草「黒き猫」などのために文化財修理プロジェクトを立ち上げ、多くの支援によって修理を実施できる見通しとなったが、今回はその第二弾。
南北朝時代以来の武将の家である細川家の三代忠利と四代光尚が、寛永十四年(一六三七)、島原・天草地方で農民など三万七千人が決起したキリシタン一揆「島原の乱」で実際に着用した甲冑二領の修理費用に充てる。
主な返礼品は甲冑・刀剣ピンバッチセットや道明製啄木糸甲冑組紐マルチストラップなど。詳しい内容と申し込みは左記まで。
刀剣界新聞提供