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すやり めい くによし
本槍の作者「国吉」は、天文年間(1532~1554年)頃に、日向国(現在の宮崎県)で作刀していた刀工。
本槍は、大変珍しい「鎧通し」形をしています。鎧通しとは、戦場で組み打ちを行なう際に、相手の鎧の隙間を狙って刺すことに特化した刃のこと。身幅が狭く、重ねを厚くして、両刃や三角形に近い姿に造込まれているのが特徴です。
本槍の形状は、「菊池槍」と同じですが、内反りになる特徴がなく、菊池槍を模した「相良槍」に分類されると考えられます。
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