ひきりょうあかのまるにすはまさしものはた引両赤ノ丸ニ州浜指物旗／ホームメイト

本旗は、白い平絹の中央に、黒い2本の引両（ひきりょう：龍を現わす線）がなされ、その上に赤色で「丸ニ洲浜紋」が描かれた指物旗です。

上縁と片側に袋乳（ふくろち）を設け、一面に格子縫いで補強されています。甲冑（鎧兜）の背に差し立てられました。

丸ニ州浜紋は、「品」の文字形に、丸を3つ並べた形が特徴。浜辺にできる島形の洲を図案化したもので、水の流れでいろいろな形に変わる柔軟なフォルムをとらえた文様と言われています。

また洲浜は、中国から渡ってきた神仙が住む蓬莱島（ほうらいじま）を現わす吉兆紋で、調度品や絵巻物に多用されました。

引両赤ノ丸ニ州浜指物旗の写真

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美術品の詳細情報

カテゴリ名	指物	寸法（縦×横）	102cm×75cm
代表的な所蔵伝来	刀剣ワールド財団〔東建コーポレーション〕

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戦場で自軍の勢力を示し、敵味方の区別を付けるために使用されていた旗指物。種別・大きさ等の詳細情報や様々な角度から見ることができる写真などを掲載しています。
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