江戸時代

やのね 矢の根 十本組/ホームメイト

矢の根 十本組

10本組である本矢の根は、大きさのみならず、それぞれの形状も多種多様です。

三角形を基調としながらも、先端が鈍角になっている「尖根」(とがりね)や身幅が広くて重ねの薄い「平根」(ひらね)など、様々な種類の矢の根が見られます。

戦国武将達は、このように異なる矢の根をその目的などによって使い分けていたと考えられているのです。

また、戦国武将達が合戦で活躍していた当時は、矢の根が相当な高級品であったため、戦で矢を用いたあと、矢の根のみを集めて持ち帰っていたと言われています。

矢の根 十本組の写真

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美術品の詳細情報

推定制作時代 江戸時代 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「弓・矢屏風・鏃写真:矢の根 十本組」の詳細ページです。
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