太刀を刃が下に来るよう、腰に吊るして装備すること。馬上で戦うときに向いた形式。他方、刀を刃が上に来るよう、腰に差すことは「帯刀」(たいとう)と言う。
正式名称を「大礼服並軍人警察官吏等制服着用の外帯刀禁止の件」(たいれいふくならびにぐんじんけいさつかんりとうせいふくちゃくようのほかたいとうきんしのけん)と言い、1876年(明治9年)に発せられた。軍人や警官であるなど、特別な事情がある場合を除いて士族による帯刀を禁止した法律。これにより、日本刀需要は一気に低下した。
手元である元幅が太く、先端に近づいた先幅が極端に細くなった形状。平安時代から鎌倉時代の太刀に多く見られる。足元が幅広く頭に行くにつれて幅が狭くなる様子が、人間が足を踏ん張って立っている姿を連想させることに由来する。
両刃で袋穂(ふくろぼ)を持つ長柄の武器。弥生時代の大陸からの銅製品伝来によって鋭い細形の狭鋒(さみね)銅鉾や祭祀に用いる広鋒(ひろさき)銅鉾が作られるようになった。古墳時代になると、鉄製品が現れるようになったが、鎌倉時代以降は実戦で使用されることはなくなり、もっぱら祭祀用として用いられた。
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