打粉
うちこ
鑑賞のために古い丁子油(ちょうじあぶら)を除去するための道具。絹の布の中に内曇砥石(うちぐもりといし)の粉末が入っており、これを刀身に打つことによって刀身に粉を打つ。これを拭うことによって刀身の油を除去する。
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鑑賞のために古い丁子油(ちょうじあぶら)を除去するための道具。絹の布の中に内曇砥石(うちぐもりといし)の粉末が入っており、これを刀身に打つことによって刀身に粉を打つ。これを拭うことによって刀身の油を除去する。
詳細を見る柄(つか)に刀身がきつくはまっている状態で、刀身を抜き取ろうとする際に用いる道具。柄に当て木をし、当て木を木槌で叩くことによって刀身を抜き取る道具。
白鞘や拵を包み、日焼けや擦れから保護するための袋。鞘と柄を布で固定することにより刀身が勝手に抜けることを防ぐ役割も持つ。白鞘用の刀袋は比較的簡易的であるが、拵用の袋は房つきの紐に加え、布地に華やかな素材が用いられることが多い。
詳細を見る日本刀の鑑賞や手入れにおいて、一時的に刀身を置いておく際に、机などの接地面と刀身を離すために用いられる道具。
鹿やヤギといった動物の皮を植物油でなめして作られた革。適度な柔らかさを持ち、刀身に油を塗る際に適している。
刀の錆止めのために使われる植物性の油。「丁子」という樹木のつぼみから採取される油が使用されてきた。また、丁子自体は正倉院にも見られるなど、古くから輸入され、幅広く利用されてきた。
詳細を見る刀身に付いた誇りや打粉、丁子油を拭うため奉書紙(ほうしょし、ほうしょがみ)をやわらかく揉んだ物。現代では繊維の微細なティッシュペーパーで代用されることもある。なお、布で代用した場合、その布を拭い布と呼ぶ。
詳細を見る日本刀を鑑賞する際、直接手と刀身が触れないよう、左手で刀身を支えるために持つ布。