妙本を始祖とする刀剣鑑定の家系。元々は室町幕府において将軍の側で雑務などをこなす同朋衆(どうぼうしゅう)として刀剣類の研磨を行なっていたが、膨大な研磨資料をもとにした刀剣鑑定も行なうようになった。その後、豊臣秀吉や徳川家康などにも仕えた。特に十代・光室から十三代・光忠までの間において発行された「折紙」は、精度が高いと評価されている。
通称「関の孫六」として有名な刀工。大業物(おおわざもの)の作者として切れ味を誇り、演劇などにも「孫六」の名の刀剣が登場する。「三本杉」と呼ばれる規則正しい尖ったような互の目(ぐのめ)の刃文が特徴。
刀工「正宗」の優れた10人の弟子のこと。諸説あるが、郷義弘、備前長船兼光、左安吉、長義、来国次、長谷部国重、越中国則重、志津三郎兼氏、金重、直綱が代表的である。
伊勢国桑名郡(現在の三重県桑名市)で室町時代から江戸時代初期にかけて活躍した刀工一派。徳川家康の身の回りで起きた数多くの不幸に際し、村正の刀剣が関係していたことから、徳川家が忌避したという伝説が生まれ、「妖刀村正」として名を知られている。
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