太刀の鞘(さや)上部に、鯉口から下にむけて約1尺(約30cm)、平巻に巻き閉めたもの。柄巻と同じ糸を使用する。甲冑を身に付けた際に、一の足(鯉口側の足金物)と二の足(鋒/切先側の足金物)の間が痛みやすいため巻かれている。
笄(こうがい)の種類の一種。箸のように2つに分かれる笄。笄は本来武士が髪を整え、耳垢を取るなど身嗜みを整えるために用いた器具で、室町時代後期の打刀拵に小柄と共に設えられていたが、江戸時代に入ると装飾品としての需要が高まった。割笄も、短刀拵などの装飾金具として流行した。
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