刀剣三十六遣使(南北朝時代)

~第4章~闇を断ち切る浄化の型

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【あらすじ】細川頼之の命により、使者として山名満幸の館に赴いた南條忠信達は、預けられた書状を山名満幸へ渡すが、申し入れは聞き入れられず館を追い出されてしまう。仕方なく南條忠信達一行は、堺にある山名氏清の屋敷に向かった。そこで南條忠信達は、山名氏清に山名満幸の挙兵を止めるよう提案されたのだった。

『闇の者』の罠

南條忠信達はやむなく山名満幸邸に引き返した。

山名氏清が兵を挙げるならば、放置しても使者の役目は果たしたと言えるが、どこか腑に落ちない点がある。何かしら罠にはめられているような、嫌な予感が拭えない。
和泉から忍びが使う裏道に入り、一気に丹波へと駆け抜ける。夜を待って動いたのは、人目を避け、通りを駿馬で駆けるためだ。周囲は高い木々に囲まれている。隙間からのぞくわずかな月明かりを頼りに、南條忠信達一行はひたすら馬を走らせた。

「何かおかしい」

朝妻秀頼が目の前で馬を走らせながら、そんなことを口にした。

「おかしい、とは?」

朝妻秀頼の横に馬を止める。

「どうも先ほどから同じ道を走らされているようだ」

そう言って朝妻秀頼はすぐ側にある地蔵小屋を指し示す。南條忠信も確かにその小屋には見覚えがあった。

「いったい、どういうことだ」

「どうやら『闇の者』に一杯食わされたようだな」

波木は『闇の者』の罠にはめられたと言う。

「いかなる仕掛けかは分からないが、『闇の者』の中に相当な術者がおるのだろう。我らは術者の仕掛けた結界にはまり、街道を堂々巡りさせられているのだ。どこかで結界を破らねば、いつまでも街道をさまようことになる」

「ですが師匠、結界を破ると言っても」

南條忠信が言いかけたとき、周囲の草が動き出した。どうやら何者かに囲まれていたらしい。包囲は少しずつ狭まっている。感じるのは、尋常ならざる敵意だけだ。

「何者だ!」

南條忠信は包永を抜いて叫ぶ。返答はなかった。代わりに、いつからそこにいたのだろう。大勢の農民や子ども達が周囲を取り囲んでいた。いずれも刀剣や鎌といった得物を手にしている。

「なんだこいつら、いつからここに」

「待て、南條。こいつらを良く見るんだ」

驚く南條忠信に朝妻秀頼が声をかける。見れば農民も子ども達も生きている気がしない。皆が皆、肌が青白く、口を半開きにして、瞳が白く濁っている。

「屍人という奴だ。昔は戦場で見かけたものだが、こうして見るのも久しぶりだ」

「師匠、何を呑気なことを言っているのです。何か手立てはないのですか?」

のんびりと顎をさする波木に南條忠信は叫んだ。死んでいるにしても人は人だ。南條忠信は戦の外で人を斬る気にはならなかった。だが屍人は、堰を切ったように襲ってくる。南條忠信達はたちまち防戦一方になった。

「忠信、型を使え。屍人は人間には戻らん。型には浄化する力がある。彼らがこうなったのも『闇の者』の仕業だろう。せめて成仏させてやるのだ」

型に宿る五行の神気を屍人に送り込めば、肉体に残る魂魄が昇天すると波木は言った。昇天はすなわち供養になる。

巨大な『闇の者』が出現

南條忠信と朝妻秀頼はそれぞれ得物を抜き、型で一気に攻勢に出た。屍人は動きが鈍く、斬ること自体は容易い。それでも自分達のせいで、無辜の民が屍人になったかと思えば、心も重くなる。

屍人の包囲は意外に厚く、縦深陣を突破するかのようだ。屍人もどれほど多くいるのだろう。何度斬ってもきりがなく、あとから制限なく現れる。それでも、屍人の包囲を突破しようとしたそのとき、凄まじい振動が南條忠信達一行を襲った。

「今度は何が起きた」

隣で朝妻秀頼が叫んでいる。ふと、怖気を感じて振り向くと、背後から人の形をした巨大な何かが、地響きを立てて近付いてくる。

「なんだ、こいつは」

南條忠信は思わず絶句した。20尺(約6メートル)以上は優にある、とてつもない大きさだ。青白い肌をしたその何かは、肌のところどころに人間の手足を生やしている。それは大きく拳を振り上げると、南條忠信達に向けて振り下ろした。

「ぬうっ!」

大きく跳んで拳を避ける。空振りした拳は周囲の屍人を巻き込みながら、地面を大きくえぐり取った。

「まともに食らえば、ひとたまりもないな」

思わずそう口にする。凄まじい破壊力だ。気付けば朝妻秀頼と距離が離れていた。

「むう、上手くしてやられたな」

「早急に朝妻と合流しないと」

「とは言え、これでは容易に近付けん」

波木が周囲の屍人を見ながら言った。動きが鈍い屍人も、寄り集まれば肉の壁になる。何重にも囲まれてしまえば、突破は容易ではなかった。屍人にこのような使い方があるとは思わなかった。

「おそらく封印はあの巨人の中にあるのだろう。倒さねば封印は解けぬわけだ」

「なぜ、そのようなことが分かるのです」

不思議そうな顔で訊く朝妻秀頼に、波木は短く答えた。

「勘だ」

「勘、ですか?」

「そうだ。だが勘という奴はなかなか侮れぬ。いずれにせよ奴を倒さねば我らに道はない。だが無理はするなよ。弱点を見付けるのだ」

「そうは仰っても」

朝妻秀頼が戸惑っているのが傍目からでも分かる。巨人はあまりに大きすぎて、いかに攻めれば良いものか、糸口すらつかめないようだ。
それでも朝妻秀頼は意を決したようだ。鋭い眼差しを巨人に向けると、手にした正宗を斜めに構え、鋒/切先を巨人に向けた。さらに状態を大きくひねって腰を落とす。朝妻秀頼がこれまで一度も見せたことがない型だ。

「朝妻、それは」

「旋風刃神速一閃(せんぷうばしんそくいっせん)。俺が師から授けられた最強の型だ」

風がつむじを巻いて、朝妻秀頼の周囲に渦を巻く。不意に朝妻秀頼の身体に霞がかかったように見えた。周囲に同じ構えをした朝妻秀頼がひとり、2人と現れる。7人まで分裂した朝妻秀頼が、巨人に向けて飛びかかった。無数の斬撃を繰り出し、巨人の体を切り刻む。
巨人が声にならない咆吼を上げた。朝妻秀頼の連撃で、その巨体が血液でできた赤い霧に包まれる。

「やったか」

南條忠信が声を上げたそのとき、赤い霧から巨大な拳が飛び出し、宙に浮いた朝妻秀頼を殴り付けた。

「ぐっ!」

朝妻秀頼が地面に叩き付けられ、端正な顔が苦痛に歪む。身体が2度3度と、地面を跳ねると、近場の岩に激突した。内臓が傷付いたのか、口元に真っ赤な鮮血がこびりついている。

「朝妻っ!」

南條忠信は邪魔な屍人をなぎ払い、朝妻秀頼のもとに駆け寄ろうとするが、目の前では朝妻秀頼にとどめを刺そうと、巨人が腕を大きく振りかぶった。

間に合わない!

南條忠信が思ったそのとき、車輪に似た巨大な刃が飛んできて、巨人の腕を肩口から斬り落とす。

「まさか、師匠」

波木が型を使ったのだ。自らの身体を水車のように回転させる荒技で、南條忠信が授かった技の中でも1、2を争う破壊力がある。
だが、型による肉体への反動はあまりに大きく、年老いた波木は連発できない。

「危ういところだったな」

「ありがとうございます、波木殿」

「礼はいい。お主は何とかしてこの場を脱するのだ。その深手ではもう型は使えぬだろう。だが……」

気付けば2人は無数の屍人に囲まれていた。これでは朝妻秀頼はもちろん、波木もすぐには脱しようがない。

巨人は斬り飛ばされた肘を不思議そうに見ると、手近にいた屍人を無造作につかみ、失った腕の代わりに押し付けた。ひとりでは足りないのか、さらに数人の屍人を捕まえては次々に肘へと押し付ける。すると押し付けられた屍人がひとかたまりとなって泡のように膨れ、粘土のように変形した。見る間に巨人の腕を形成する。

「化け物め」

ひとつ合点がいった。巨人の異様な姿は多くの屍人の犠牲の上で成り立つ姿なのだ。『闇の者』とは言え、どれほど多くの体が化け物の肉を形作っているのか、思うだけでも怖気が立つ。

「忠信、お前が奴を倒すのだ」

朝妻秀頼を庇いながら波木が叫んだ。

「でも、どうやって」

朝妻秀頼の秘技も通じなかった。しかも相手は切り落とされた腕さえ、すぐに治してしまう化け物だ。南條忠信が知るどんな型でも巨人を倒せるとは思えない。

「天破侠乱剣を使え。お前ならできるはずだ」

「ですが師匠、あのとき私には無理と仰ったではないですか」

「使えるとも言ったはずだ。貴様に足りないのは必死さと集中力だ。死に直面するいまなら絶対に撃てる」

覚悟を決めて化け物を見すえる。改めて見ればとんでもない化け物だ。腕や足、首を斬っても、この巨人は周りの屍人を使って再生するに違いない。いわば自分達は敵が無限に現れる巣穴で戦っているようなものだと南條忠信は思った。この死地を脱するにはすべてを一度に消滅させる型、天破侠乱剣を使うしかなかった。

「しくじるなよ。貴様がやれねば皆揃って、地獄行きだ」

波木の声が耳に届く。

「自然を意識しろ。大気の流れに身を委ね、力を借りるのだ」

「師匠、呪文はどうするのです」

「儂が唱えてやる。貴様はそれを唱和せよ」

波木は大声で呪文を唱え始める。南條忠信も急かされるように包永を正眼に構え、声に合わせて唱和した。

天破侠乱剣 発動

刀剣三十六遣使(南北朝時代)_第4章「崑山玉碎鳳凰叫 芙蓉泣露香蘭笑」

南條忠信は祈る思いで丹田に自らの気を集中する。身体に少しずつ自然の力が集まってくるのを感じる。さっきまでとはほど遠い力なのに、感じた途端、かっと全身に血が走りはじめた。額から汗が噴き出している。

「十二門前融冷光 二十三絲動紫皇」

神気を包永の剣先に集中する。気力や技とは違った何かが型を支配するのが明らかだ。これが自然の力なのか。型とは違う大自然の摂理に、南條忠信は踏み込んでいる気がした。
顎の先から汗が滴るのを感じる。

巨人が何かを察したのか南條忠信に振り向く。視界が急に霞んだ。目に汗が沁みたようだ。それでも巨人は見えている。巨体の全像が見えすぎるほど見えていた。

「女禍煉石補天處 石破天驚逗秋雨」

包永を気合いとともに振り下ろす。全身に満ちていた気が光とともに、巨人に向かってほとばしった。

黄金の輝きが巨人全体を包み込み、乾いた土のように肉の塊が崩れていく。

光が消えたあとには、肉の塊は一片たりとも残されてはいなかった。

「見事。まさか初めての天破侠乱剣でここまでの威力を引き出すとは」

波木が珍しく南條忠信を褒めた。

「師匠、周囲にいた屍人は」

「見てみぃ、貴様の放った輝きで皆、成仏しおったわ」

促されて周りを見ると、数え切れないほどいた屍人が、綺麗に消えている。

「まさか、これほどの威力とは」

自分でも空恐ろしいほどだ。身体の消耗具合から、何度も使える型ではないと分かったものの、極めればどれだけの威力は発揮するだろう。

「甘いな。天破侠乱剣は自然の力を借りると言ったろう。これは自らの意志で放てる型ではない。動物や植物、大地の怒りがあって初めてなせる型なのだ。考えてもみろ。人のちっぽけな意志だけで、これほどの威力が出せるものか」

波木の言う通り、個人の力量だけでなせる技でないことは、使った南條忠信自身も理解できる。それにこの型の存在を知れば、将軍はもちろん各地の守護大名が黙っていない。まさに秘中の秘、決して知られてはいけない、隠しておくべき技と言える。

「それにしても師匠。巨人を倒しはしたものの、私達は『闇の者』の結界を脱することができたのでしょうか」

「惚けているのか、良く周りを見るのだ。これまでの景色とはまるで違うではないか」

封印を解く鍵は確かに巨人の中にあったようだ。見れば周囲の風景が一変し、鬱蒼とした木々の間にいたはずが、開けた田畑のただ中にいる。

見上げると遠く東にある山の合間から朝日が昇ろうとしていた。

エピローグ

南條忠信達が京へとたどり着くと、すでに12月になっていた。山名氏清の屋敷を出たのが11月だったから、実にひと月あまりが過ぎたことになる。

南條忠信達使者の挑発が効いたのか、激発した山名満幸は挙兵して丹波から京をうかがい、山名氏清は堺から京へと進軍している。南朝に降り、錦の御旗を授けられたところからみると、やはり山名氏清は大義名分と、京周辺の大名の目を気にしているようだ。

一応の役目を果たしたものの、なかば叱責を覚悟で南條忠信と朝妻秀頼は波木を伴い、花の御所へと参内した。
だが、意外にも足利義満と細川頼之は3人をねぎらいの言葉で迎えた。

「使者の役目、大義であった」

「話は八重から聞いている。またしても異様な『闇の者』が出たようじゃのう」

報告はあらかじめ同じ遣使(けんし)の北泉八重を通じて細川頼之の耳に入れていた。

「音信不通が長きに亘り、申し訳ございません」

「私がついていながら、みすみす敵の罠にかかり申した。この責はひとえに私にございますれば、南條忠信、朝妻秀頼の両名にはおとがめなきよう」

「構わぬ。お主らは見事に山名を挑発してくれた。次の戦が終われば、ようやく天下は落ち着くというものだ」

「しかも、山名軍に異形の『闇の者』が紛れておれば、戦はむごいものになったはずだ。それをあらかじめ防げただけでも、お前達は幕府に貢献したと言える」

戦がすんだら褒賞を取らす、細川頼之に言われて御所を出る。
朝妻秀頼とはすぐに別れた。巨人に受けた傷が痛むのだろう。細川頼之に紹介された医者を訪ねたようだ。

「さて、儂も淡路へ戻るとしよう。さすがに老骨に鞭を打ちすぎた」

波木は南朝に帰参したあと、療養と称して姿を隠し、淡路島に渡ったという。その土地で細川頼之から屋敷を与えられ、地元の子ども達に武芸や書を教えていた。南條忠信が波木に鍛えられたのも淡路島だ。

「師匠にはこのたびもお世話になりました。どうか長生きなさって下さい」

「待て、別れる前にお前に聞かせる話がある」

波木は南條忠信を連れて鴨川のほとりまで出る。周囲は人もまばらで話を聞かれる心配はなさそうだ。

「師匠、話とは」

「遣使が使う型についてだ」

型は清めの力によって「魔」を祓うためにつくられた。魔とは『闇の者』に限らず怨霊や物の怪、この世に災いをもたらすすべての怪異を指している。

「つまり型とはこの世に安寧を招くための祈りに似たものだ。無駄のない動きと練った神気を余すところなく相手に送り込む闘術として成り立ってはいるが、邪悪に染まった相手なら、たとえ相手が帝や将軍であっても相手にする勇気と決意の象徴であるべきなのだ」

「帝や、将軍が相手でも」

「そうだ。だが遺憾にも型はその高潔な思想ほどに成熟してはおらぬ。使う者の心はもちろん、その威力もだ。恐らく今のままではより上位にいる『闇の者』には歯が立たぬだろう」

「そんな、異形も巨人も、天破侠乱剣で倒せたではないですか。あれさえあれば」

「だから貴様は馬鹿弟子よ。考えてもみよ。天破侠乱剣が通じない相手がいたらどうするのだ。そこで諦めるのか。座して死を待つのか。守るべき人々を放り出して、貴様は死に逃げるのか」

「それは……」

確かに波木の言う通りだった。天破侠乱剣は強力な型ではあるが無敵ではない。いまは想像することしかできないが、今後、通じぬ相手が現れないとも限らない。

「理解したか。型にはいまだ発展の余地があり、そしていまある型も磨き上げる必要があるのだ。儂はその役目を忠信、貴様に託したい」

「私にですか」

「そうだ。儂は数多くの遣使を見てきたが、貴様ほどその役にふさわしい男はいないと思う。馬鹿ではあるが愚かではない。時には壁にぶつかることもあるだろうが、貴様なら乗り越えられよう」

「でも、師匠ならまだご自身で型を発展させられるのでは」

「馬鹿を言え。儂の歳を考えろ。老い先短い老人に無理をさせるでないわ」

波木は苦笑いを浮かべる。不意に南條忠信は修業時代を思い出した。その頃はすでに波木も老人ではあったが、いまはさらに歳を重ねている。寂しさに似た思いが胸にしみた。いま自分がこうして遣使としてやっていけるのもこの老人のおかげだろう。それに今回は波木には大いに助けられた。いや、助けられたどころではない。波木がいなければ、『闇の者』に蹂躙され、命はなかっただろう。これまでの恩義を考えれば、少しは返しておくべきか。

「では師匠。及ばずながらのちの遣使のためにも型の発展に尽くします。師匠に教えて頂いた数々の技を磨き上げた上で、必ず後世に伝えるでしょう」

「うむ、良く言った。貴様の精進、期待しているぞ」

波木はそう言って背中を向けた。

「忠信よ、あとを頼む。のちの遣使達にも告げるのだ。決して諦めるな、とな」

そのまま南に向けて歩きだす。
南條忠信は去っていく師匠の背中を見えなくなるまで見送っていた。

  • 南條忠信
  • 朝妻秀頼
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