歴女について

城ガールとは

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近年、若い女性を中心に「〇〇ガール」や「〇〇女子」、「〇女」といった造語が生まれていますが、そのひとつである「城ガール」とは、「お城女子」とも呼ばれるお城が好きな女性のこと。城ガールはフットワークが軽いため、様々なお城を巡り、楽しんでいます。
そんな城ガールの特徴と、人気のお城をご紹介します。

城ガールとは

城ガールの好きなお城

城ガールの好きなお城

「城ガール」や「お城女子」は、「歴女」と呼ばれる歴史が好きな女性と同一視されることがありますが、実は歴女とは異なる存在です。

多くの歴女が好きなのは、戦国武将などの人物。一方で、城ガールが夢中になるのは建造物である「お城」です。また、お城の外観をただ好きになるのではなく、石垣や構造、城下町、時代背景に至るまで、すべての要素を含めて好きになる傾向があるのも、城ガールの特徴のひとつ。

では、なぜ城ガールが近年になって注目を集めるようになったのでしょう。そのきっかけは、「SNS」の普及でした。SNSとは、同じ趣味や嗜好を持つ仲間と知り合い、情報を交換できる交流サイトのことです。城ガールは、歴女と同様に「女の子なのにお城が好きだなんて渋いね」などといった偏見を持たれることが多く、またお城の魅力について語り合える友人を作りづらいという悩みを抱えることが多々あります。

そういった悩みがあっても、城ガールにとってお城を観に行くことは難しいことではありません。多くの城ガールは、ひとりでもお城を訪れる行動力を持っていますが、その一方で山に建てられた山城や城址などへひとりで行くのは苦手という城ガールもいます。

その理由は、山城へ行く道中はハイキングになる上に、本格的な登山装備でないと怪我をする恐れがある難所などが多いため。お城に興味がない友人を誘うのは気が引けますが、お城が好きという共通点を持つ城ガール同士なら、建造物が残されていない城址や山城などへも喜んで同行してくれるのです。

SNSは、お城を語り合える仲間を見付ける場所であると同時に、お城の周辺施設や見どころなどの情報交換、実際にお城を訪れた感想などを投稿することができる居場所のひとつとなっています。

城ガールが好きなお城の種類①石垣の城

日本のお城の中でも、特に特徴的なのは「石垣」。石垣とは、石を用いて造られる壁などのこと。海外にも石垣は存在しますが、そのほとんどは建物や敷地を囲うための壁や柵として機能しており、建造物の基礎に石垣が用いられているのは、世界的に見ても日本だけと言われています。

「甲斐の虎」の異名を持つ戦国武将「武田信玄」は、「人は城、人は石垣、人は堀」という名言を残したことで知られており、石垣はこの言葉の中で、お城にとって欠かせない要素のひとつに挙げられているのです。

石垣は、大きさの異なる石を大量に使用していますが、いずれもぴったりと収まるように計算されて積み上げられているのが特徴。なお、石垣を積み上げるには多くの職人と石が必要になるため、大名の権威や豊かさを象徴する要素としても機能していました。

武田信玄のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

石垣が見所の名城①名古屋城

愛知県名古屋市にある「名古屋城」は、1612年(慶長17年)に天守が完成したお城。

名古屋は尾張国(現在の愛知県西部)の要所であり、名古屋城は尾張藩の拠点として有名ですが、当時建てられた天守は太平洋戦争の空襲で焼失。現在の天守は、1959年(昭和34年)に再建されました。

名古屋城の見所と言えば、天守の「金のしゃちほこ」。そして、お城が好きならぜひ観ておきたいのが、「築城の名手」として知られる「加藤清正」が築いた「天守台石垣」。天守台石垣とは、天守の基礎となる石垣のこと。

名古屋城の天守台石垣には、加藤清正が自ら積み上げたと言われる「清正石」(きよまさいし)というひと際大きな岩があり、名古屋城内の見どころのひとつとなっています。

  • 名古屋城

    名古屋城

  • 清正石

    清正石

  • 加藤清正のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 江戸時代の代表的な100藩を治世などのエピソードをまじえて解説します。

  • 加藤清正のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

  • 特別史跡 名古屋城へ行こう!(In名古屋城(愛知県名古屋市)
    天下統一を果たした徳川家康によって築城された「名古屋城」の見どころをご紹介します。

日本の城 名古屋城 YouTube動画

「名古屋城」日本三名城

石垣が見所の名城②熊本城

熊本城

熊本城

熊本県熊本市にある「熊本城」は、「銀杏城」(ぎんなんじょう)とも呼ばれる、1600年(慶長5年)に天守が完成したお城。

加藤清正が築城し、熊本藩主「細川家」が拡張、増築を行なったことで知られています。当時の天守は、西南戦争によりほとんど焼失してしまいましたが、その後、1960年(昭和35年)に再建されました。

熊本城の見どころは、敵の侵入を防ぐために上部が反り返った「武者返し」と呼ばれる石垣。梯子(はしご)をかけて登れなくするために、武者返しの地上部は末広がりの形状となっているのが特徴です。

なお、熊本城は2016年(平成28年)に起きた熊本地震によって、石垣の約3割が被害を受けましたが、崩落した石垣の中から「人形」(ひとがた)と呼ばれる人物画が見付かったことで話題になりました。

  • 江戸時代の代表的な100藩を治世などのエピソードをまじえて解説します。

  • 細川家の来歴をはじめ、ゆかりの武具などをご紹介します。

日本の城 熊本城 YouTube動画

「熊本城」日本三名城

城ガールが好きなお城の種類②土の城

「土の城」とは、山に築かれる「山城」や山の中腹、麓などに建てられた「平山城」など、山の地形を活かして建設されたお城のこと。山を流れる川や断崖絶壁を利用し、敵からの侵入を阻む天然の要塞として機能しました。

日本で築かれた約40,000~50,000のお城のうち、約9割が山城だったと言われていますが、山城は役目を終えると取り壊されてしまうため、ほとんど現存していません。

城址や城跡は、お城や歴史に興味がない観光客にとってはただの跡地です。そのため、お城が残されていない山城に訪れる観光客は多くありません。しかし、城ガールから見ればお城がない城址も立派な名所。地形を活かして建てられた「難攻不落」と呼ばれた山城は、日本にいくつも存在しました。

城ガールをはじめ、歴史が好きな人にとっては、建造物の有無はあまり関係がなく、その地で何が起きたのかが重要なのです。

山城の名城 山中城

山中城の障子堀

山中城の障子堀

静岡県三島市にあった「山中城」は、永禄年間(1558~1570年)頃に築城された山城。

関東の戦国大名「北条氏」が拠点としていた小田原の西部防衛拠点として、重要な役割を持っていたと言われていますが、「豊臣秀吉」との戦いの末、わずか半日で落城してしまいます。

障子のような窪みが掘られた「障子堀」(しょうじぼり)や、細長く掘られた空堀に一定間隔の仕切りを設けた「畝堀」(うねぼり)など、珍しい防御設備が保存、整備されているため、当時の城郭構造を知ることができます。

山中城は「日本100名城」にも選出されており、城ガールの間でも人気が高い山城です。

  • 豊臣秀吉のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 豊臣秀吉のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

平山城の名城 松山城

松山城

松山城

愛媛県松山市にある「松山城」は、「伊予松山城」、「金亀城」(きんきじょう)、「勝山城」(かつやまじょう)とも呼ばれ、1602年(慶長7年)に築城が開始された平山城。

築城主は、豊臣秀吉に仕え、「賤ヶ岳の戦い」で活躍した「賤ヶ岳の七本槍」のひとり「加藤嘉明」(かとうよしあきら/よしあき)です。

松山城は、およそ25年をかけて、1627年(寛永4年)に完成しました。四国最大級であり、平山城でありながらも大天守が現存しているため、「現存12天守」のひとつとして国の重要文化財に指定されています。

  • 刀剣や甲冑を観ることができる城郭を地域別に検索できます。

  • 歴史上の人物が活躍した賤ヶ岳の戦いをご紹介!

日本の城 伊予松山城 YouTube動画

「伊予松山城」現存12天守

城ガールが好きなお城の種類③黒いお城

下見板張のお城

下見板張のお城

お城の色は、大別して「白」と「黒」に分けられます。黒いお城とは、「下見板」(したみいた)と呼ばれる板を、漆喰で塗られた壁の上に張った「下見板張」のお城のこと。

この形式のお城は、豊臣秀吉が太閤として実権を握っていた時代に築城されたと言われていますが、例外も存在するため注意が必要です。

壁に下見板を張った理由は、耐久性を向上させるため。また、外壁の色を黒くすることで金箔瓦を映えさせ、権威を象徴する意図もあったと言われています。

黒い名城①松本城

松本城

松本城

長野県松本市にある「松本城」は、1591(天正19年)から1615年(慶長20年)の間に築城されたと言われる国宝のお城。

日本最古の5重6階の天守を有しており、松本城と呼ばれる以前は「深志城」(ふかしじょう)と呼ばれていました。松本城は、過去に2度の火災に見舞われたり、維持管理が難しいことを理由に競売にかけられたりしましたが、これらの危機を乗り越えて、1952年(昭和27年)に国宝へ指定されました。

なお、その黒い外観から「烏城」(からすじょう)と呼ばれることもありますが、文献等にはその呼称が見られず、また、2019年(令和元年)に、松本市の公式ホームページで「烏城は誤りです」という公式見解文が発表されたことで話題となりました。

日本の城 松本城 YouTube動画

「松本城」国宝5城・現存12天守

黒い名城②岡山城

岡山城

岡山城

岡山県岡山市にある「岡山城」は、「烏城」(うじょう)、「金烏城」(きんうじょう)と呼ばれる、正平年間(1346~1369年)に築城されたお城。

岡山城は「宇喜多秀家」、「小早川秀秋」、「池田忠雄」(いけだただかつ:池田輝政の3男)の3名が城主となったことで知られており、城主が変わるたびに改修や増築が行なわれました。

しかし、1945年(昭和20年)の岡山空襲によって当時の天守は焼失。現在の天守は、1964年(昭和39年)から1966年(昭和41年)にかけて再建されました。

岡山城の見どころは、当時の姿を再現した漆黒の天守。また、城主が頻繁に変わってその都度改修、増築が行なわれたことから、城内には様々な形状の石垣があります。

そのため、岡山城は「石垣の博物館」とも呼ばれており、黒いお城と石垣が好きな城ガールの聖地として有名です。

  • 宇喜多秀家のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 小早川秀秋のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 刀剣や甲冑を観ることができる城郭を地域別に検索できます。

  • 小早川秀秋のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

城ガールが好きなお城の種類④白いお城

白いお城とは、お城の外壁に「白漆喰総塗籠造」(しろしっくいそうぬりこめづくり)と呼ばれる工法が施されたお城のこと。漆喰を施すことで、耐火性、耐水性を高めることができる他、白は膨張色であるため、お城をより立派に見せる効果がありました。

しかし、漆喰は風雨にさらされ続けると剥がれてしまう上に、その修復費用は莫大という欠点があったため、江戸時代に建てられたいくつかのお城は、経済的な観点から下見板張の黒いお城になったと言われています。

白い名城①姫路城

姫路城

姫路城

兵庫県姫路市にある「姫路城」は、「白鷺城」(はくろじょう/しらさぎじょう)と呼ばれる、1346年(正平元年/貞和2年)に築城された国宝のお城です。

現存12天守のひとつで、太平洋戦争の際に大天守最上階へ焼夷弾が落ちるという事態に見舞われましたが、幸いにも不発で終わり、現在まで当時の天守が現存する貴重なお城として世界遺産にも登録されています。

別名の白鷺城の由来に関しては、「姫路城の場所が鷺山にあるため」、「外壁の白さを例えたため」、「白鷺が多く生息しているため」、「隣県にある岡山城(烏城)との対比のため」など、様々な説があります。

姫路城は、姫路市内のどこから観ても天守が観えるほど広大な敷地を誇りますが、ただ大きいだけではありません。敵からの侵入を阻むために設けられた巨大な内堀をはじめ、Uの字型に入り組んだ坂や数多くの門など、お城を守るためのいくつもの仕掛けがあり、すべてを観て回るには何時間あっても足りないほど見どころが満載です。

武家文化を象徴する日本の城「姫路城」武家文化を象徴する日本の城「姫路城」
「白鷺城」の愛称で親しまれる世界遺産・姫路城を検太郎が訪ねます。

日本の城 姫路城 YouTube動画

「姫路城」国宝5城・現存12天守

白い名城②彦根城

滋賀県彦根市にある「彦根城」は、「金亀城」(こんきじょう)とも呼ばれる、1622年(元和8年)に築城された国宝のお城。

現存12天守のひとつで、築城主は徳川家康に仕え「徳川四天王」として活躍した「井伊直政」の子「井伊直継」(いいなおつぐ)。当時の日本は、江戸幕府による天下普請(江戸幕府が全国の諸大名に命じて行なわせた土木工事のこと)によって全国的に築城が行なわれており、石垣に利用する石が不足していました。

そのため、石棺や灯籠、墓石など、「転用石」という本来は石垣に使用しない石を、石垣として利用したと言われています。彦根城も例外ではなく、石垣のなかには石臼や墓石、石塔などが使用されている他、階段の一部に石仏が使われていることが確認できるため、彦根城へ訪れた際はどこに転用石が使用されているのか確かめながら観光するのがおすすめです。

  • 彦根城

    彦根城

  • 石仏が使われた階段

    石仏が使われた階段

  • 徳川家康のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 井伊直政のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

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「彦根城」国宝5城・現存12天守

まだまだある!城ガールにおすすめのお城

城ガールにおすすめのお城は、まだまだたくさんあります。

城下町も魅力的な城・犬山城

犬山城

犬山城

愛知県犬山市にある国宝「犬山城」は1537年(天文6年)、「織田信長」の叔父・織田信康が築いたと伝わる城です。「小牧・長久手の戦い」の際には、豊臣秀吉が入城しています。

犬山城の見どころは現存天守。最上階にはベランダのような廻縁(まわりえん)と、手すり・高欄(こうらん)が設けられており、廻縁に出るとぐるりと天守を回りながら、絶景を眺めることができます。

また犬山城の城下町は、フォトジェニックな城下町として注目されるようになりました。江戸時代の面影を残し、歴史的な建物が多い城下町である一方で、レトロでかわいらしいお店やスイーツが楽しめる、城ガールにもおすすめのスポットとなっています。

  • 刀剣や甲冑を観ることができる城郭を地域別に検索できます。

  • 当時の建物や町並みが楽しめる犬山の城下町をご紹介します。

  • 織田信長のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 織田信長のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

  • 歴史上の人物が活躍した小牧・長久手の戦いをご紹介!

  • 武将達が戦った小牧・長久手の戦い古戦場をご紹介!

  • 「犬山城」をはじめ、日本の城(城郭)にまつわる各種コンテンツをご紹介します。

日本の城 犬山城 YouTube動画

犬山城 YouTube動画

実践的な設備が多い城・松江城

松江城

松江城

島根県松江市にある国宝「松江城」は、堀尾吉晴と堀尾忠晴によって築かれ、1611年(慶長16年)に完成した城です。堀尾忠晴は幼くして跡を継いだため、祖父である堀尾吉晴が助力して、松江城の建設や城下町の整備を行なっていました。

松江城は、天守の正面中央に三角の屋根・入母屋破風(いりもやはふ)が取り付けられているのが特徴。また天守の大部分が黒くて厚い板で覆われており、その黒い姿が勇ましさを感じさせます。

実戦的な作りの松江城は、鉄砲などで攻撃するための隙間・狭間(さま)があるだけでなく、地階には籠城を想定して貯蔵倉庫や飲み水確保のための井戸を完備していました。この他にも敵に石を落とすための石落としなども見られます。

  • 当時の建物や町並みが楽しめる松江の城下町をご紹介します。

  • 「松江城」をはじめ、日本の城(城郭)にまつわる各種コンテンツをご紹介します。

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「松江城」現存12天守

大阪のシンボル・大阪城

大阪城

大阪城

大阪市中央区にある「大阪城」は、豊臣秀吉が1583年(天正11年)に築城を開始した城です。当時の大阪城は、黄金を多く使用するなど、財力を誇示するような城でした。

しかし1615年(元和元年)、「大坂夏の陣」によって豊臣氏は滅亡。天守は焼失しますが、「徳川秀忠」によって再建工事が始められました。

その後、落雷によって大阪城天守は再び焼失。しかし、1931年(昭和6年)、随所に金の装飾を用いて再建され、平成時代には最新技術を用いて改修工事が行なわれています。

大阪城の天守は8階まであり、最上階の展望台からは大阪城の縄張や大阪の町が一望可能。また1~7階は、豊臣秀吉の生涯や大阪城にかかわる資料を展示しています。

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  • 当時の建物や町並みが楽しめる大阪の城下町をご紹介します。

  • 歴史上の人物が活躍した大坂冬の陣・大坂夏の陣をご紹介!

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  • 徳川秀忠のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

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「大阪城」日本三名城

東北唯一の現存天守を持つ城・弘前城

弘前城

弘前城

青森県弘前市にある「弘前城」は、津軽信枚(つがるのぶひら)によって築城された城で、1611年(慶長16年)に完成しています。当時は「高岡城」と呼ばれており、もともとは津軽信枚の父で、津軽地方を統一した津軽為信(つがるためのぶ)が築城を計画していました。

その後、落雷によって焼失した天守は、1811年(文化8年)に再建されています。

弘前城は天守だけでなく、3つの櫓と5つの城門が重要文化財に指定されました。天守は、櫓を代用としたという経緯もあり、小振りで可愛らしい姿が、城ガールに人気です。

弘前城がある弘前公園は、日本一とも称される桜の名所。「弘前さくらまつり」が行なわれ、美しい桜と城のコラボレーションが楽しめます。

  • 当時の建物や町並みが楽しめる弘前の城下町をご紹介します。

  • 「弘前城」をはじめ、日本の城(城郭)にまつわる各種コンテンツをご紹介します。

日本の城 弘前城 YouTube動画

「弘前城」現存12天守

珍しい石瓦が特徴的な城・丸岡城

丸岡城

丸岡城

福井県坂井市にある「丸岡城」は、1576年(天正4年)、「柴田勝家」の甥・柴田勝豊が築いた城です。天守は1624~1644年(寛永元年~寛永21年)の間に作られたと言われています。

1948年(昭和23年)の福井大震災で天守が倒壊。1955年(昭和30年)に再建されました。

丸岡城天守の屋根には笏谷石(しゃくだにいし)と呼ばれる石瓦が使用されています。笏谷石は地元・足羽山(あすわやま)で採れていた青緑色の石。寒冷地にある丸岡城では、一般的な土瓦だと寒さに負けて割れてしまうため、石瓦が使われたのです。

また丸岡城は桜に囲まれており、春には咲いた桜が霞のようになって、幻想的な雰囲気を醸し出します。

  • 柴田勝家のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 柴田勝家の生い立ちや人物像、実力者の実績などの詳細をご紹介します。

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日本の城 丸岡城 YouTube動画

「丸岡城」現存12天守

幻想的な天空の城・備中松山城

備中松山城

備中松山城

岡山県高梁市にある「備中松山城」は、鎌倉時代に秋庭重信が築いた城が起源。1683年(天和3年)には水谷勝宗(みずのやかつむね)により3年間かけて大改修され、現存の姿となりました。

備中松山城の天守は、現存天守のなかで最も標高が高い場所に位置しており、また日本唯一の山城の現存天守で、日本三大山城のひとつです。

天守の他にも巨大な石垣群や、天守と同じく重要文化財指定を受けている二重櫓と土塀など、見どころはたくさんあります。

天空の城とも呼ばれる備中松山城。9月下旬から4月初旬にかけては、気候条件がそろうと、早朝に雲海展望台より雲海に浮かぶ幻想的な備中松山城が眺められます。

  • 当時の建物や町並みが楽しめる備中高梁の城下町をご紹介します。

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日本の城 備中松山城 YouTube動画

「備中松山城」現存12天守

3つの日本一を持つ城・丸亀城

丸亀城

丸亀城

香川県丸亀市にある「丸亀城」は、1597年(慶長2年)、生駒親正(いこまちかまさ)とその子・生駒一正(いこまかずまさ)によって築かれたのがはじまりです。

その後城主は山崎氏、京極氏と変わっていきますが、石垣の大部分は山崎氏の頃、天守は京極氏の頃に完成しました。

丸亀城には3つの日本一があります。

ひとつめは石垣。4段の高石垣は合わせて60m以上にもなり、総高が日本一です。高石垣は美しい曲線を描き、「扇の勾配」とも呼ばれます。

2つめは天守。丸亀城の天守は日本一小さい天守です。外観は白亜で美しく、天守内部ははしごのような急な階段が特徴となっています。

3つめは井戸。日本一深い井戸で、資料によると深さは約65mにもなります。

「丸亀城」をはじめ、日本の城(城郭)にまつわる各種コンテンツをご紹介します。

日本の城 丸亀城 YouTube動画

「丸亀城」現存12天守

現存天守で最も平和な天守を持つ城・宇和島城

宇和島城

宇和島城

愛媛県宇和島市にある「宇和島城」は、築城の名手「藤堂高虎」が1601年(慶長6年)に築いた城です。1615年(元和元年)に「伊達政宗」の息子・伊達秀宗が入城し、以降は伊達家の居城になりました。

現存の天守は1666年(寛文6年)に大修理された天守。この頃は泰平の世を迎えていたため、宇和島城天守には狭間がなく、さらに天守入り口は玄関のようになっていて、戦闘能力がほとんどありません。ここが城ガールから愛されるポイントにもなっています。

築城時と天守は異なりますが、縄張りはほぼ引き継がれています。縄張りは不等辺の五角形となっているのが特徴。敵に四角形だと思わせて、死角を作るのが目的でした。

また宇和島城には約400種もの草木で覆われていて、石垣と緑が織りなす景観が楽しめます。

  • 藤堂高虎のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 伊達政宗のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 「合戦の街 関ヶ原」の著名な武将の紹介、合戦の経緯や結末について解説します。

  • 「三大築城家」と呼ばれる3名の武将をご紹介します。

  • 伊達政宗のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

  • 「宇和島城」をはじめ、日本の城(城郭)にまつわる各種コンテンツをご紹介します。

日本の城 宇和島城 YouTube動画

「宇和島城」現存12天守

天守も御殿も現存する城・高知城

高知城

高知城

高知県高知市にある「高知城」は1601年(慶長6年)、「山内一豊」が築城を始めた城です。1611年(慶長16年)にほぼ完成しましたが、1727年(享保12年)に火事で大半の建造物が焼失。その後、工事が始まり、1753年(宝暦3年)創建当時の姿に再建されました。

高知城の本丸(ほんまる:城の中心部分)には天守はもちろん、本丸御殿や黒鉄門などが現存しています。懐徳館と呼ばれる本丸御殿は、藩主が客をもてなすための場として使われていました。

天守と御殿がどちらも江戸時代から残っている城は、高知城のみとなっており、両方を一度に観てみたいという城ガールが訪れます。

天守とつながっている本丸御殿は武家の権威を示すような建築様式となっており、見学することができます。

  • 山内一豊のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 「高知城」をはじめ、日本の城(城郭)にまつわる各種コンテンツをご紹介します。

日本の城 高知城 YouTube動画

「高知城」現存12天守

城ガールとは

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歴女におすすめの古戦場

歴女におすすめの古戦場
歴史を感じることができる場所のなかでも、近年、注目度が高まっている「古戦場」。古戦場の魅力とは、どんなところにあるのでしょうか。古戦場の解説に加え、全国にある古戦場から歴女におすすめの地をピックアップしてご紹介します。

歴女におすすめの古戦場

御城印とは

御城印とは
近年の日本では、神社仏閣を参拝した証しに頂ける「御朱印」がブームになっていますが、そのお城バージョンとも言える、「御城印」(ごじょういん)をご存じでしょうか。最近の戦国武将人気により、ゆかりのあるお城を巡る人達が増え、「登城証明」である御城印を集めることが、ブームの兆しを見せています。御城印について解説しながら、御城印という言葉を初めて聞いたという人にも分かりやすく、オススメの御城印のある日本全国のお城についてご紹介します。

御城印とは

御朱印とは

御朱印とは
神社仏閣を参拝した際に、その証しとして授与される「御朱印」(ごしゅいん)。昨今の日本史ブームとパワースポットブームが相乗効果を生み、収集する人達が急増しています。そんな中で、実際に御朱印巡りを行なっていても、そもそも御朱印とはいったいどんな物なのか、また、御朱印を拝受する際のマナーはどのようなことに気を付ければ良いのかなど、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。御朱印の由緒や歴史についてご説明すると共に、御朱印巡りの実状についても解説します。

御朱印とは

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