イベントに参加する

イベントに参加する際の持ち物・注意点

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コスプレについてたくさん学んだら、次は実践あるのみ。ここでは、実際にコスプレイベントに参加する場合の一般的なルールや注意点の他、あると便利な持ち物などをご紹介しています。また、コスプレには欠かせない撮影について、撮る場合にも、撮られる場合にも、マナーを守り、自分はもちろん、周りの人とも一緒に楽しめるように、心も体も万全の状態で臨みましょう。

イベントを楽しむためのルールを知っておこう

イベント前日までの準備

多くの人が集まるイベントには、トラブルなく進行するためのルールが決められており、イベントによってその内容は異なります。

それを知らずに参加すると、自分にとって不都合な事態を招くだけでなく、周囲にも不快感を与え、せっかくのイベントも楽しめないものとなってしまいます。

入場券をかねたカタログやウェブサイトで、必ず禁止事項やルールを確認しておきましょう。

キャリーバッグ

キャリーバッグ

持ち物は、イベント時に持ち歩く「バッグ」用荷物と、衣装などの大きな物を詰めた「キャリーバッグ」用荷物に分け、前日までに荷詰めしておきます。キャリーバッグは、ソフトタイプの軽い物で、車輪が全方向にまわる物が使いやすいです。

荷物の入れ方は、メイク道具などの重い物を下に入れ、衣装はなるべくしわにならないようにして上のほうに置き、ウィッグケースなどを包むように収納すると、折り線が付かず、ふんわりしまうことができます。衣装はしわになりやすいので、荷物のそばに用意しておき、当日の朝に荷詰めすると良いです。

また、夏のイベントには、水やタオル、扇子、塩飴など熱中症対策フード、冷却アイテムを用意しておきましょう。

何度チェックしても、うっかり忘れ物をしてしまうことはよくある話。当日慌てないように、事前に試着を行ない、本当に必要な物のチェックをしておくと良いです。

それでも忘れてしまったら、身近にある何かで代用してみると、意外になんとかなるもの。シャツを忘れたから厚紙で襟を作った人、黒いインナーを忘れてしまって黒い靴下を首に巻き付けた猛者もいます。

忘れ物のせいで、イベントを楽しめないのは残念なので、トラブルが起きても、それすらも楽しむ気持ちを持って、有意義な時間を過ごしましょう。

キャリーバッグの例

【持ち物リスト】

<バッグに入れる物>

  1. 入場チケット付きカタログ

  2. 貴重品

    お金は、イベント参加費・交通費・食費など。

  3. カメラ

    充電・予備バッテリー・予備SDカードも忘れずに。

  4. ミニ三脚

    不可のイベントもあるので確認すること。

  5. 名刺と名刺入れ

    コスネーム/Twitterアカウント/コスプレイヤーズアーカイヴのIDナンバーなどを記載した物。

  6. 携帯電話

  7. 携帯メイク道具

    鏡・フェイスパウダー・フェイスカラー・付けまつげのり・リップグロス・アイライナーなど。

  8. 手鏡

  9. 携帯食料

    午前中から夕方まで行なわれるイベントを元気に乗り切るために、食事はきちんと摂ること。衣装の汚れやメイク崩れを気にして食べないのはナンセンス。手軽に口に入れられる食料を用意しておきましょう。

  10. コンタクト用目薬

  11. 両面テープ/安全ピン/布用ボンド/ハサミ

    衣装の緊急補修用。

<キャリーバッグ(カート)に入れる物>

  1. メイク道具

  2. 衣装一式

    上、下、靴下、靴。男装であれば胸つぶし用品やインソール、セクシー系なら胸パッド、インナーパンツ、ストッキング、露出対策アイテムなども併せて用意。

  3. 小道具一式

    髪飾りや小さなパーツも忘れがち。作ったら必ずひとつにまとめておく。長物は布などに包み、撮影時以外は見えないようにしておく。

  4. ウィッグ一式

    ウィッグネット・ワックス・専用ブラシ・コーム等。よくあるのが、別のキャラのウィッグを持ってきてしまったり、ウィッグネットを忘れてしまったりする失敗。必ずセットにしておくこと。

  5. 更衣室で使う鏡。顔全体が入る大きさで、スタンドの付いた物。

  6. ヘアピン

  7. ガムテープ

    緊急修繕用。

  8. ソーイングセット

  9. カラーコンタクト

    コンタクト用のケース、保存液なども合わせて準備しておく。

  10. ティッシュペーパー

  11. ゴミ袋

  12. メイク落とし

    時間のないなかでも、さっと拭いて落とせるシートタイプが重宝。

  13. ウェットティッシュ

  14. 帰宅用の帽子やウィッグ

    イベントではウィッグを長時間かぶり続けているので、自毛にも癖が付いてしまう。そのため、頭をすっぽりと隠せる帽子や、ナチュラルなウィッグを用意しておくと素早く帰り支度ができる。

  15. 羽織る物

    クーラーが効きすぎて寒い、日差しが強くて暑いなどの調節に薄手のUVカット系衣類を1枚持っていくと便利。

イベント当日の流れ

移動中

コスプレ衣装での移動はNG

コスプレ衣装での移動はNG

コスプレは、コスプレ会場だけで楽しむもの。

イベント会場へは、普段着(動きやすく脱ぎやすいワンピースやスカート、スニーカーが楽)で出かけます。

家から衣装を着て向かう、公共のトイレで着替えるなどの行為は絶対に避けて下さい。

また、会場へは時間に余裕を持って、早めに出かけるようにします。待ち合わせに遅れそうなときは、仲間にすぐに連絡しましょう。

会場に到着したら

カタログ(入場券)が当日販売の場合は、会場入り口で購入します。コスプレオンリーのイベントでは、コスプレイヤーとカメラマンでは参加費が異なることがあるので注意が必要です。

更衣室に行き、着替えてメイクをし、クロークに荷物を預けます。イベントによっては、更衣室とは別にメイクスペースが設けられていることがあるので、確認しておきましょう。

更衣室でのマナー

更衣室でのマナーに気を付けよう

更衣室でのマナーに気を付けよう

コスプレイベントで用意されている更衣室の多くは、机や椅子、鏡はなく、床に荷物を直置きして着替えます。

コンパクトに着替えるために、着替え方や荷物の置き方にもコツがいるので、ベテランレイヤー(ベテランのコスプレイヤー)のやり方を真似してみましょう。

更衣室は、1人分のスペースを示した枠線がある場合とない場合がありますが、いずれもあとから来る人のことを考えて、間をあけずに奥から詰めて着替えていきます。狭い空間なので、隣の人に「失礼します」とひと声かけるなど、気持ち良く使えるようにしましょう。荷物は大きく広げ過ぎず、脱いだ物や不要になった物はすぐにキャリーバッグにしまいます。

他人のウィッグや体型・メイクなどについての批判、仲間うちでのバカ騒ぎ、初対面の人に対してのタメ口、更衣室の長時間使用、更衣室での写真撮影、スプレー使用、休憩スペース以外での飲食、コンセントの無断使用など、ルールに書かれていない部分でのマナーにも十分気を付けましょう。

お互いが気持ち良く過ごすためのマナーなので、細かいことを知らなくても、周囲の迷惑にならないような行動をしていれば問題ありません。

更衣室は、イベント開始1~2時間前から使用でき、イベント終了の1時間後にはクローズします。イベントを最後まで楽しみたい気持ちは分かりますが、初心者レイヤーは終了1時間~30分前には更衣室に入るのが良いでしょう。すべての人が一斉に集まるのでとても混みあうだけでなく、更衣室に入ることもできず、数十分並ぶこともあるためです。

撮影時の注意点

コスプレイヤーの心構え

コスプレ撮影

コスプレ撮影

カメラマンから撮影をお願いされ、許可したくない場合でも、「今は難しい」や「また今度」と、その場しのぎの断り方をしてはいけません。

なぜなら、空いているときにまた声がかかるかもしれず、そのときには、より断りにくくなってしまうから。

したがって、「申し訳ありませんが今日は友人との撮影を楽しみたいので」や、「顔見知りの方以外の撮影はお断りさせて頂いているので」と、きっぱりと断ることが大切です。

それでもしつこく食い下がってくるカメラマンには、一切かかわらず、スタッフから注意してもらいましょう。

また、1度は許可した場合でも、自分が撮ってほしくないアングルでの撮影や長時間の撮影などを要求されたら、即座に断り、撮影を中止にすると良いです。

撮影してもらうときは、自分の手荷物は撮影の邪魔にならないところに置きます。夢中になるあまり、立入禁止エリアでの撮影や花壇に入るなどの撮影をしてしまいがちですが、マナー違反ですので要注意。

撮影が終了したら、カメラマンに「ありがとうございました」と挨拶をします。撮る側、撮られる側も気持ち良くイベントを楽しめるようにしましょう。

カメラマンの心構え

コスプレイベントだからと言って、コスプレイヤーを勝手に撮影することはできません。まずは写真撮影の許可を取ってから撮影をするのが大前提です。撮影のために列ができているときは、最後尾に静かに並びます。

並んでいる間は、たとえ設定のためでもレイヤーさんを入れて撮影してはいけません。1回の撮影で目安は3~5分程度。撮影枚数は20~30枚位で、ポージングはあくまで1~2つ程度に絞り、スムーズに撮影しましょう。終了したら「OKです!ありがとうございました!」と伝えます。

SNS等にデータをアップしたい場合は、このときに許可を取ると良いです。名刺を交換し、後日データを送ってあげると喜ばれますが、決してそれ以上の関係を求めてはいけません。

NG行為は、長時間撮影、多人数の撮影者で取り囲む、ポーズの強要、極端なローアングルからの撮影、局部のアップ撮影、許可なくネットや雑誌に掲載、連絡先をしつこく聞く、コスプレイヤーへの付きまといなど。こういった行為をする人は、ネット上で公開され、要注意人物として目を付けられています。

マナーを守って、コスプレイヤーの方から「撮影してほしい」と思われるような紳士的なカメラマンになりましょう。

夏イベント参加時の注意事項

熱中症対策は万全に

熱中症対策グッズ

熱中症対策グッズ

夏イベントで最も心配なのが、熱中症によってダウンすることです。

「熱中症」とは、高温多湿な環境により身体から水分や塩分が失われてしまう状態ですが、イベント中は夢中になるあまり、気を付けているつもりでも、いつもより塩分・水分補給が十分にできていないことがあります。

水は喉が渇く前に飲むのが鉄則。塩分も塩飴や塩タブレットなどで同時に摂取します。足がつる、めまいがする、汗が止まらない、立ちくらみなどの症状があったら、すぐに撮影を中止して休みましょう。

もし、友人が熱中症のような症状になったら、すぐに涼しい場所へ移動させ、水分補給したあと、足を高くしてあおむけに寝かせます。衣装やウィッグをゆるめ、冷たいタオルなどで身体を冷やすと良いです。

身体に熱がこもってしまうため、夏のイベント時には、必ず冷えピタや冷却スプレーを用意しておき、熱中症の初期症状が出たら、即座にわきの下や首、脚の付け根を冷やします。

いずれにしても、体調が悪くなったら、無理をしないことが大切。熱中症は最悪の場合、死に至るケースもあります。自分だけでなく、友人にも絶対に無理はさせてはいけません。

刀剣コスプレの楽しみ方 YouTube動画

刀剣コスプレの楽しみ方|イラスト YouTube動画

イベントに参加する際の持ち物・注意点

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