メイク・髪形について

コスプレのメイクについて

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コスプレでのメイクは、普段のメイクとは違います。日常のメイクが時間をかけずにナチュラルに仕上げるのに対して、コスプレメイクとは時間をかけて、自分らしさを消し去り、キャラになりきるためのアプローチ。ここでは、コスプレメイクの基本と裏技をご紹介。 コスプレイヤーに人気の高い戦国武将については、「刀剣ワールド」に掲載されている戦国武将コンテンツのイラストを参考にして、顔のイメージを描くことをおすすめします。 コツをつかんで、憧れのキャラに変身しましょう。

戦国武将戦国武将
歴史を動かした有名な戦国武将のエピソードや、それに関係する人物、戦い(合戦)をご紹介します。

イベント前日「顔剃りでくっきり肌に」

メイクを台無しにしてしまう頬や口周りの産毛。顔剃りは、顔色が明るくなり、化粧のノリも良くなります。イベント前日には、必ず顔用カミソリで剃っておきましょう。

まず顔を洗い、フェイス用クリームを塗ります。次に、刃は上から下へ、頬は内側から外側へ、おでこは上から下へ動かすのが基本。あご、鼻の下も忘れずに。最後は乳液でたっぷり保湿。

他にも鼻、脇、背中、足、腕などのムダ毛もチェックしておきます。

イベント当日「基本的なメイクの流れ」

  1. カラコンはメイク前に

    目のメイクをしてからカラコンを入れるとメイクが崩れてしまうので、先に入れておきましょう。デカ目にするには、直径14.0mm以上のタイプを選んで。カラーは、キャラクターに合わせます。

  2. 保湿で肌の調子を整える

    化粧水や保湿液などの成分が入ったオールインワンゲルで肌を保湿。メイクをする前に肌の調子を整えておくと、ファンデーションが肌にしっかりのりやすくなるのです。

    おでこ、頬、あごにゲルを置き、顔の中心から外側へ向かって伸ばします。小鼻も念入りに。

  3. 下地で化粧のノリを良くする

    手にパール粒大のBBクリーム(化粧下地)を置き、おでこ、目の下、あご、鼻に付けていきます。

    鼻とあごは少量で。肌に密着させるように、顔の中心から外側にむけてパフで均一に伸ばしていきます。鼻筋と小鼻も上から下へ向かってきちんと伸ばしましょう。まぶたや目の際は、軽く塗るのがポイントです。

    Q:下地とコンシーラーが必要なのはなぜ?

    A: 人の肌色は、パーツによって異なり単一ではないため、その上にファンデーションを塗っても均一な肌色になりません。そこで化粧下地を使って、ベースの色を同じにするのです。

    BBクリームを下地にして色むらを抑え、コンシーラーでクマやニキビ跡を消すことで、上から塗るファンデーションの色をきれいに出すことができます。

  4. 陶器肌を目指すファンデーション

    リキッドタイプは、ファンデーションの粒子がきめ細かくコスプレメイクにぴったり。

    雪のような白肌や、こんがりとした褐色にするには、特殊な舞台用ファンデーションを使いましょう。

    ファンデーションは、頬、おでこ、あご、鼻の順にブラシで丁寧に塗っていきます。まぶたの上や小鼻、鼻下も忘れずに。

    ヨレてしまわないよう手早く塗るのがコツです。

    Q:ファンデーションの色はどんな種類を選ぶと良い?

    A: コスプレメイクは「明るめ」が基本。ウィッグを付けると、普段のメイクと同じファンデーションでは顔や肌がやや暗く見えてしまうので、暗い色のウィッグのときもワントーン明るい種類を選びましょう。

    明るい色のウィッグのときは、やりすぎと思えるほど白肌にすると写真映えも抜群です。

  5. 二重を作るアイテープ&ライン

    アイテープを貼る

    アイテープを貼る

    二重ラインにアイテープを貼ります。

    もともと二重の人も、しっかりとアイメイクをするうちに、二重が隠れてしまいがちです。

    そのため、コスプレメイクでは、アイテープを貼ったり、ラインを描いたりして撮影用の「偽造二重」を作るのです。

    Q:奥二重、または一重の人は?

    A: ブラウン系のライナーやアイブロウを使ってラインを描きます。目頭付近は、細く薄めに描くとリアルに。

    Q:横長・切れ長の瞳を作りたいときは?

    A: キャラクターの特徴に合わせて、二重を描き込んでいきます。黒のリキッドライナーで細くラインを入れ、ペンシルでラインをぼかすのがコツ。

    戦国武将のメイクでも、こうしたテクニックを使えば、よりイラストやアニメのイメージに近付けることが可能です。

  6. 見せたくない部分を消すコンシーラー

    コンシーラーをのせる位置

    コンシーラーをのせる位置

    目のクマやそばかす、ほくろ、しみなどの上にコンシーラーを薄くのせます。付けすぎると、かえって目立ってしまうので注意。ペンシルタイプが楽です。

    スポンジや指の腹でトントンと軽くたたいて肌になじませます。

    ほうれい線の上にも3本の線を引いて、なじませると良いでしょう。

  7. ファンデ2種を使って透き通る肌に

    パウダーファンデーションを2種類用意し、はじめは肌色のフェイスパウダーを薄く、次に化粧崩れを防いでくれるフェイスパウダーを顔の内側から外側へさっと塗ります。こうすることで、毛穴が目立たなくなり、2次元キャラに近付くのです。

    Q:パウダーは何のために使うの?

    A: ファンデーションと下地で肌色の調整を、パウダーで質感を作ります。余分なパウダーを落としたパフを顔の内側から外側へ軽くすべらせれば、アイドル顔のできあがりです。
  8. フェイスラインを引き締めるテーピング&ウィッグネット

    テープを貼る位置

    テープを貼る位置

    テーピングは、キャラクターの目の形やあごのラインをつくるのに大活躍。

    ウィッグネットをかぶったら、こめかみと髪周りにテープを2本ずつ貼り、耳周りに流れる余分な肉も引き上げていきます。

    「タレ目」を作るには、目尻を斜め下に垂れさせることを意識しましょう。目尻から耳前、耳下を通ってうなじまで貼り、反対側のテープと一緒に後ろで結びます。あご下の肉も引き上げればできあがり。

    「デカ目」を作るには、指でおでこの肉を持ち上げながら、眉上からつむじまで貼ります。いずれも自然な表情が大切なので、やりすぎは禁物です。眉の位置が少し上がる程度にとどめます。

    一部だけでなく全体的に引き上げるように心がけ、目の形が整ったらフェイスラインを整えましょう。肉を横に流すのではなく、斜め上の後ろに流します。

  9. 自然な眉毛をつくる

    眉毛は顔の印象を決める大切なポイントであり、コスプレにおいてもキャラクターのイメージに近付ける重要なパーツ。自分の眉毛は、あらかじめフェイスシェーバーなどで薄めに整えておきましょう。

    まずはペンシルでガイドとなるラインを引いてから、アイブロウペンシルで1本1本毛を描くように隙間を埋めていきます。

    そして眉頭は目頭の真上に、眉尻は目尻と小鼻の延長上に、眉山は眉頭から2/3程度の位置にくるように描くのが美しくまとめるテクニック。女の子キャラは目から少し離し、男の子キャラは目の近くに描くのがコツです。

    戦国武将のコスプレメイクでは、眉毛はキリッと眉尻を上げるようにします。美男子と言われる「竹中半兵衛」(たけなかはんべえ)や女武将の「井伊直虎」(いいなおとら)などは、細めの眉毛を描くとイメージ通りに。

    色は髪の色に合わせ、髪色(ウィッグカラー)より1トーン暗めを選ぶと、自然な見た目になるでしょう。また、ウィッグカラーに似た色がアイブロウとして市販されていないときは、ステージ専用のカラフルペンシルが使えます。さらに、リキッドファンデーションに口紅やアイシャドウを混ぜて色を作る裏ワザも覚えておいて損はありません。

  10. デカ目を作るアイカラー

    アイホール全体にカラーを入れる

    アイホール全体にカラーを入れる

    アニメキャラのように、目をぱっちりと大きく描くには、細かいテクニックが必要です。

    まず、アイホール全体にアイカラーを入れ、目の周囲に陰影を付けて、目元をくっきりさせます。

    続いて、ベースカラーをアイホール全体にのせたら、メインカラーを二重の幅あたりに、そしてダークカラーを目の際に入れ、ポイントカラーをアイホールに。まぶたの下の方へだんだん濃くなるように塗っていきます。

    Q:可愛いアイドル顔を作るには?

    A: ピュアな透明感を出すなら、ピンクのアイカラーがおすすめ。まず、下まぶたの目尻側1/3にラインを引きます。そして、チップにピンクのパウダーを取り、ラインの上になじませましょう。

    また、うるんだ瞳を作るには、ブラウンを涙袋の下にのせ影を作り、下まぶたの際にハイライトをのせることで、ぷっくりとした涙袋を表現します。

  11. 目元の印象を強くするアイライン

    目の形をさらに引き立たせるアイラインは、コスプレメイクにはぜひ習得したいテクニック。まつげとまつげの隙間を埋めるように、目頭から目尻まで細く引いて使います。

    「キャラのなりきり度はライン次第」と言われるように、アイラインはテクニックの宝庫。キャラ目に近づけるテクニックは、数多くありますので、ご紹介します。

     ・ 目頭を囲むように描いたアイライン「くの字」
     ・ 目尻の端にシャドウを塗って彫りを深くする「Cホール」
     ・ 眼球のくぼみあたりにラインを引いて外国人風にする「ダブルライン」
     ・ 目の下のふっくらした部分にハイライトを入れて優しい印象にする「涙袋」
     ・ 瞳を切れ長に見せる「ヨネライン」
     ・ 目を大きく見せるために目尻の上下をはみ出して引く「オーバーライン」
     ・ 目頭から目尻までラインで囲んだ「囲み目」 など

    戦国武将なら、目の印象を強くすると、身に付けた甲冑に負けない凛々しさを演出することができるでしょう。

  12. 付けまつげ前に自分のまつげもアップ

    ビューラーを使い、まつげを根元からカール。根元は「強く」、中央は「普通」、毛先は「弱く」の3段階で挟みます。

    しっかり上げておかないと、目にかかる影が多く見づらくなる他、付けまつげが不自然に見えてしまうので注意が必要です。

  13. 付けまつげで華やかさをアップ

    付けまつげを固定する順序

    付けまつげを固定する順序

    コスプレメイクで付けまつげは必須。芯の硬いタイプは、まぶたが持ち上がる効果がありますが、扱いにくいので、両端を持って曲げ伸ばしをして少しやわらかくしておきます。

    まずは、付けまつげを自分のまつげに当てて幅をチェック。付けまつげの幅が目より広かった場合は、目尻側からカットして調整しておきましょう。

    次に、ピンセットで毛側を持ち、のりを塗ります。芯の上側に、芯が隠れるくらいの量をのせ、両端は多めに。下側に付けると、目に覆いかぶさって失敗するのでご注意を。また、すぐ剥がれないように、肌の方にものりをのせて土台を作っておきます。

    どちらも半乾きになったら、まつげの上にのせるような感じで、①中央、②目頭、③目尻の順に固定。

    のりが乾いたら、ホットビューラーとマスカラで自然な仕上がりにしましょう。下付けまつげを付けるときは、実際の目尻より離れた位置に付けると、目が大きく見えます。

    Q:たれ目にするには?

    A: 「目尻長めタイプ+下まつげ」がおすすめ。目尻より下を終点にして、長めに付けます。さらに下付けまつげを粘膜よりも下げ気味に貼れば、たれ目の完成です。

    Q:つり目にするには?

    A: 付けまつげは「ストレートタイプ」をチョイス。フェイステープでつり目を作り、アイラインを上げ気味に描きます。付けまつげは目尻より上側を終点にすると、つり目になるのです。
  14. 上気したような愛らしい頬はチークで

    頬にチークを入れるのは、血色が良く引き締まった顔に見せるため。

    チークは黒目の外側から下、小鼻と耳の中央のクロスした部分に入れます。フェイスパウダーをのせ、軽くなじませれば自然な頬に。

    リップとチークの色を揃えると、血色が良くなり可愛らしさがアップ。ウエットなチークを使うときは、指先に少量チークを取り、ポンポンと叩き込むように、黒目の下からほお骨上にかけてのせ、スポンジでアウトラインを叩いて肌になじませます。ほんのり上気したような仕上がりです。

  15. 彫りを深くする

    顔を立体的かつ印象的に仕上げるために、ハイライトとシェーディングは重要です。額と鼻筋のTゾーンにハイライト、眉から鼻に続くラインにシェーディングを入れ、顔に立体感を作ります。

  16. リップとグロスでぷるるん唇に

    コンシーラーを唇に塗り、本来の唇の色を消しましょう。リップブラシを使って唇の中央にリップチークをのせ、そのあと全体にグロスを塗ります。人気のティントリップを使うなら、たれないように少量を伸ばして使い、塗りすぎに注意。

    幼い女の子キャラはグロスのみ、大人の女性キャラは口紅+グロスを使います。

    男の子キャラはこれまで唇にコンシーラーを重ねて色味を消すだけでしたが、ヌーディなリップで艶感を出すのがトレンドです。口角に線を引くのではなく小さな丸を描き足すと男性的な口元に。

    また、青や紫などのカラーリップはコスプレイヤー御用達の「三善」、「チャコット」なら見つかります。

メイク直し

メイク崩れを休憩中に手早く直すための道具と使い方をご紹介。これらをひとつのポーチに入れておくと、サッと取り出せて便利です。

ティッシュ・美容液(乳液)・ミストタイプの化粧水・清潔なパフ・ファンデーション(パウダータイプ)・付けまつ毛のり・綿棒・手鏡・口紅・グロス・くし

  1. 休憩中はメイク崩れをチェック

    手鏡で、ファンデーションが取れていないか、目元が黒くなっていないかをチェック。

  2. 汚れた皮脂をティッシュオフ

    ベースメイクを直す際は、テカリを抑えるため、ティッシュで顔を優しく押さえるようにして皮脂を取り除きます。あぶら取り紙は、必要な皮脂まで吸収してしまうおそれがあるので、なるべく避けること。

  3. 美容液をスポンジになじませる

    いきなりファンデーションを重ねるのは避けましょう。厚塗りに見えるだけでなく、さらに崩れる原因になります。化粧水や美容液をなじませてから、崩れが気になる部分にパフを滑らせて、ファンデーションをのせていきましょう。

    マスカラが落ちて黒くなっていたら、綿棒に乳液を付けてふき取ります。

季節別メイクのトラブル予防法

「夏」メイク崩れは朝パックで予防

汗だくになる夏のイベントで気になるのは、メイク崩れです。

撮影日は朝パックをして、肌をしっかり保湿しておきましょう。余分な皮脂の分泌が抑制され、メイク崩れを防いでくれます。

メイク直しが終わったら、透明タイプのUVスプレーを顔全体にかければ、テカリや崩れのない状態をキープ。また、眉毛が汗で消えないように、アイブロウコートを塗っておきましょう。

休憩中には、ミストの化粧水を顔に吹きかけ、取れかかったメイクや皮脂、汗を浮かせてからティッシュで押さえます。

臭いケアも忘れずに

消臭力も強力なメンズ用のデオドラントシートを持ち歩きましょう。脇、耳のうしろ、足の指などをこまめに拭いてケアを。汗も臭いもしっかりオフしてくれます。

「冬」乳液を使って潤いもプラス

冬の大敵は「乾燥」。乾燥した肌は、潤いのために皮脂を分泌しようとするため化粧崩れが起きるのです。

そんな冬のメイク直しには乳液が役に立ちます。乳液をコットンに含ませ、メイクの崩れた部分を優しく拭き取り、その上からファンデーションを塗り直すのがおすすめ。

また目元や口元は、乳液を含ませた綿棒でふき取ってからパウダーで抑え、色をのせるときれいに仕上がります。

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