小道具について

コスプレ用の小道具を探す

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コスプレは衣装だけでなく、小道具による演出も大切な要素です。アクセサリーの装飾品や武器、ウィッグなど、コスプレのテーマに合った小道具を使ってキャラクターになりきることで、気持ちも盛り上がってきます。また、撮影会に参加したときなどでも、小道具を利用することでポーズの幅が広がってくるのです。ここでは、「既製品の物で小道具を探す」というテーマで、小道具をどう調達したら良いのかをご紹介します。

既製品を購入するお店

コスプレ専門店

コスプレ衣装通販サイト

コスプレ衣装通販サイト

コスプレの小道具を既製品で購入する場合、一番種類が多く、品数が豊富なのはコスプレ衣装専門店です。専門店は、品質が良くマニアックなアイテムが手に入りやすいと言えます。

また専門店の中で、実際の店舗を展開し、そこで販売しているところもありますが、専門店の多くは通販サイトを運営しているため、ホームページの通販サイトでチェックして購入するというのが手軽な方法です。

ただし、通販サイトで自分に合った小道具が見付かっても在庫切れであったり、購入後、素材の質感が思っていたのとは違っていたりする場合があります。そのあたりをしっかり確認しておくことが必要です。

また、専門店によって力を入れている商品群に差がありますので、お店の特徴を調査した上で、自分が欲しい小道具をたくさん取り揃えているところから探してみるようにしましょう。

玩具店など

玩具店で、キャラクターが使用するアイテムが販売されていることがあります。これらは、主に子どもが遊ぶために作られているため、小さめだったり、品質面でややチープな印象だったりする商品が多いです。

しかし、なかにはコスプレの小道具として十分に使用できる物もありますので、サイズや質感をしっかりチェックして購入すれば、それらしい演出ができます。

意外なお店では、大型家電ショップのおもちゃ売り場や、ドンキホーテ、loftなどのパーティーグッズコーナーなどで欲しい小道具が見付かることがあります。ハロウィン向け商品を充実させているお店は要チェック。安価で、本格的な商品が見付かることがあります。

さらに、100円ショップでも、おもちゃのピストルや短刀などを販売していることもありますので、チェックしてみましょう。

その他

既製品ではありませんが、オークションサイトや大手通販サイトなどで、小道具に最適なアイテムが多数出品されています。また、リサイクルショップで、キャラクターのアイテムや、模造刀、エアガンなどが並んでいることもありますので、チェックしてみましょう。

既製品で購入できる武将や侍、武士、女剣士のコスプレで使用する主な小道具

どのような小道具が既製品で揃うのか気になります。ここでは、武将、忍び装束、西洋などのカテゴリでご紹介します。

模造刀

刀剣コスプレにぴったりの模造刀

刀剣コスプレにぴったりの模造刀

武将コスプレや侍コスプレ、武士コスプレ、また女剣士コスプレにぴったりなのが模造刀です。

一番安価なクラスの物がプラスチック製で、値段は2,000~8,000円程度。

専門コスプレの専門店ならずとも、玩具店や観光地のおみやげショップでも購入できます。コスプレの小道具としては、これでも十分に使用可能です。

次に、合金、天然木などの本物志向の素材に、メッキ処理が施される模造刀になると、もはや観賞用としても通用するレベルになります。

コスプレの撮影会などで用いると、その仕上がりのクオリティが高くなることは間違いありません。価格にすると10,000~20,000円程度となります。

ただし、強度は十分でないため居合で使う模造刀のように振り回すことはできません。

素振りや居合の練習用にも用いられる模造刀もあり、重量バランスや耐久性は、ほぼ真剣そのもの。価格も22,000~30,000円と高額になり、もはやコスプレ用としては、贅沢品のレベルになります。

甲冑コスプレの甲冑(かっちゅう)

胴部を守る鎧(甲、よろい)と兜を合わせて甲冑ができ上がります。

実際の甲冑は、たいへん重くて動きにくい物ですが、甲冑コスプレの場合には、イベントなどで移動することも多いため、見た目以上に軽い物を身に付けることがほとんどです。

甲冑コスプレの兜(かぶと)

甲冑コスプレの兜

甲冑コスプレの兜

機能的には頭部を守るという防具の意味がありますが、それ以上に、戦場で自らの地位を誇示するためのアイテムとして用いられてきました。

甲冑コスプレでは、そんな威厳に満ちた存在感が感じられるような雰囲気でありながら、手軽さも備えたアイテムが人気です。

武将オリジナルの鎧もあり、武将コスプレでお気に入りの武将になり切る楽しさも味わえます。

甲冑となると、重厚な物はそれなりに高額の価格になりますが、素材にこだわらなければ3,000~5,000円程度。既製品も多く、案外安価で購入できます。また、侍コスプレや武士コスプレ、女剣士コスプレとして、甲冑や鎧を身に付けるのも良いでしょう。

既製品で購入できる忍装束の主な小道具

忍者頭巾

忍者コスプレの忍者頭巾

忍者コスプレの忍者頭巾

忍者が身に付ける頭巾と忍装束は、闇に溶け込みやすい紺色、または黒に近い色合いがほとんど。

忍装束の頭巾も、正体を隠すために忍装束と色合いをあわせた物にするため、衣装と頭巾がセットになって販売されていることもあります。

10,000円以上と少し値段は高くなりますが、見た目を重視するのであれば吹き付けなどの特殊な加工を施した頭巾も検討してみましょう。

忍者鉢金

刀傷から額を守る防具。「鉢金」(はちがね)と呼ばれる金属のプレートが布の前面に付けてあります。

新撰組が使用したことで有名になり、最近では人気アニメに登場する忍者達が巻いていることで話題を集めています。

忍者シューズ

忍者シューズとは、「地下足袋」(じかたび)のこと。植木屋さんや大工さんなどが身に付けている印象があるように、作業着を販売するお店で売られています。

外国人にとって地下足袋は「ニンジャシューズ」と認識され、日本旅行のお土産としても大人気です。

忍者手甲(てこう、しゅこう)

忍者手甲は、忍者が酷使する手や腕を守るための道具。

外傷や寒さ、直射日光などから肌や手・腕を守るための物で、上腕から手首や手の甲までを覆うようにして装着します。

クナイ

忍者コスプレのクナイ

忍者コスプレのクナイ

忍者が使用した両刃の道具。平らな鉄製の爪状になっていて、壁を登ったり、穴を掘るスコップとして使ったり、手裏剣のように武器にもなったりと、現代で言えばサバイバルナイフ的に使われた道具です。

漢字では「苦内」や「苦無」等と表記されます。

忍者刀

忍者コスプレの忍者刀

忍者コスプレの忍者刀

刀剣独自の反りは少なく、直刀に分類されている忍者刀。

刃渡りが短く、が非常に長いのが特徴で、「斬る」よりも「突き」に向いている武器です。

そして、(さや)の先端が取り外し可能になっています。水に潜ったときにシュノーケル代わりになったり、(つば)が大きく、下げ緒が長いので、高所に飛び上がる際、踏み台として用いたりする等の用途にも使える多機能な武器です。

また、アニメなどでの忍者は、忍者刀を背負っている姿が印象に残っていますが、実際は腰に差しています。プラスチック製であれば1,000円程度で購入可能です。

手裏剣

忍者コスプレの手裏剣

忍者コスプレの手裏剣

忍者の小道具と言えば手裏剣。小さくて携帯しやすいため、忍者の必需品になっていました。

アニメや映画などでは、大量に投げていますが、携行していたのは数枚程度。

手裏剣の形状は様々にあり、大きくはフライングディスクのような「平型」と呼ばれる物と、両側を削った鉛筆のような「棒型」と呼ばれる物の2種あり、一般に最も知られているのが平型手裏剣の「四方手裏剣」です。

既製品で購入できる西洋の騎士の主な小道具

中世ヨーロッパの兜

コスプレイヤーに人気のバシネット

コスプレイヤーに人気のバシネット

中世ヨーロッパを舞台にした小説、アニメ、映画、ゲームなどの作品は数多くあり、それらのキャラクターはたいへん人気があります。

そうした作品を彩っているのが、中世の時代から戦争に用いられてきた甲冑。

例えば、14世紀の騎士達が用いたバシネット(鉢型兜)などの兜がコスプレイヤーの間で人気を呼んでいます。

15世紀以前の甲冑

騎士コスプレのプレート・アーマー

騎士コスプレのプレート・アーマー

15世紀頃に全身が鉄板でできたプレートアーマーが誕生し、全身防御の甲冑で覆われるようになりましたが、コスプレにすると、これはいかにも重装備になり、準備も大変。

それ以前の14世紀ころの甲冑になると、鎧は軽微な物で、比較的コスプレに適した小道具になります。

こうした物は、ほとんどが外国製になるため、日本の甲冑と比較して割高になることが多いです。

盾は、中世の騎士道の象徴。盾の形状や紋章によって厳格に身分が区分され、紋章を見れば騎士が誰かが分かるほどでした。

この西洋の歴史を象徴する盾をコスプレに活かすことで、騎士道の精神を表現することが可能です。

剣(サーベル)

騎士コスプレのサーベル

騎士コスプレのサーベル

西洋を始め世界の剣には、それぞれの国や年代によって様々な形状があります。

サーベルもそのひとつで、それを手にするだけで西洋の騎士となり、映画やアニメの主人公になった気持ちになれるのです。

こうした小道具は外国製が多いことから、鞘、刀身、などの造りが粗い場合がありますが、本場で作り上げた物だけに本物の雰囲気を醸し出しています。

長剣(ロングソード)

ロングソード

ロングソード

中世ヨーロッパを代表する剣と言えばロングソードです。その名の通り刀身が1mを超える物もあります。

この頃の騎士は、騎士道精神が重要視されると共に宗教儀式の装飾として用いられることも多かったため、その崇高な装飾は、武器としてだけでなく、圧倒的な美しさを醸し出しています。その意味でもコスプレには最適な小道具と言えます。

短剣

騎士コスプレの短剣

騎士コスプレの短剣

西洋では古代ローマの時代から騎士の予備の武器として短剣を用いていました。

敵の騎士の甲冑と身体の間から差し込み、致命傷を負わせるなど、長剣に引けを取らない武器として重宝されていました。

そんな恐ろしい武器のイメージをコスプレで再現し、西洋騎士ならではの緊張感あふれる雰囲気を写真に収めてみてはいかがでしょうか。

既製品で購入できる短銃・ライフル

短銃

短銃

短銃

ガンアクションが多いアニメ、映画などのキャラクターや、ゲーム系のコスプレを志向する人達の必須アイテムが銃です。

拳銃は、現代の映画やドラマに登場するオート式のエアガン。玩具店には、このタイプが多く販売されています。

一方、短銃らしい雰囲気があるのは回転式拳銃です。その代表格はリボルバーで、実際に日本の警察にも導入されています。また、こうした銃にふさわしいガンホルダーを併せて購入すれば、より演出効果を高めることが可能です。

また、古銃としてアンティーク銃があります。カリブ海に海賊がいた時代に使われていたような雰囲気があり、海賊をテーマとした映画の衣装と合わせると楽しさが倍増。

現代的な銃も古銃も3,000~4,000円程度で購入が可能です。プラスチック製ならば、雑貨店などで、1,000円程度で購入できます。

ライフル

テレビや映画、ゲーム、マンガなどのヒーローが、一発で敵や悪人を打ち抜く。そんな世界観を体感できるのがエアソフトガンです。

ガン専門店には、数多くのタイプが用意されており、自分の好みにあった物を選ぶことができますが、本格的になるほど価格は高くなり、50,000円以上というライフルも珍しくありません。

クラシックな装いのあるライフルは、西部劇に登場するカウボーイの衣装にぴったりです。西部開拓時代のアメリカでライフルを開発し、普及させたウィンチェスター社のライフルをモデルにした商品も販売されています。

エアガンなどの銃から、直径数ミリのプラスチック製BB弾が発射しますので、至近距離から発射すると危険です。人にあたったらケガをする恐れがあるため、弾を持参する場合は十分に注意しましょう。

小道具を購入するにあたって

ここで紹介した商品や購入先は、あくまでも一例にすぎません。ひょっとしたら、身近な100円ショップでお気に入りの小道具が見付かる可能性もあります。苦労して買い求めた小道具が、気に入らなくなることもあるかもしれません。

大切なのは、自分なりの視点でお気に入りの物を見定めて、あれこれ比較しながら納得いく物を購入することです。結局は、自分が気に入った小道具を使ってコスプレを楽しむことが一番大切。

そのためには、周りのコスプレイヤー達が持つ小道具を観察したり、お店やホームページを覗いて普段から商品をチェックしたりする習慣を付けておくことが必要となります。

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