コスプレの基本

コスプレの始め方

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コスプレをしたい動機は人それぞれに異なりますが、ただ見ているだけではつまらない、自らがコスプレをして、それを誰かに見てもらいたい、という点でおおよそ共通しているのではないでしょうか。コスプレという同じ趣味を持つ人との出会いや交流は、大きな楽しみのひとつ。コスプレをするときに大切にしたいこと、コスプレを楽しむためのポイントをご紹介します。

コスプレイヤー達とつながろう

コスプレの楽しさは?」と尋ねると、イベントなどでコスプレイヤーと知り合いになり、交流することと答える人が多いことに気付きます。

では、コスプレイヤーは、どんな方法で人とつながっているのでしょうか。

コスプレイヤーとつながるSNS

コスプレイヤーとつながるSNS

コスプレイヤーとつながるSNS

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、コスプレイヤー達とつながるための必須アイテム。

SNSに登録することによって、コスプレイベントの情報を得ることができ、様々なコスプレイヤーとの交流や、ブログなどで情報を発信することもできるようになります。

イベントに出掛けると、いろんな人に写真を撮ってもらうことがあるでしょうが、その撮影データを送ってもらう手段にSNSを使うと、とても便利です。

コスプレイヤー向けのSNSは色々ありますが、最初はまずTwitter(ツイッター)に登録されることをおすすめします。

Twitterに登録しているコスプレイヤーはとても多いので、イベントなどで知り合った場合にも交流を深めやすいため。Twitterの便利なところは、QRコードでのアカウント検索の機能があること。名刺代わりに自分のアカウントのQRコードを提示して読み込んでもらえれば、すぐにつながることができます。

コスネームを決める

アカウントを作る際は、コスプレイヤーとしての自分の名前を決めておきましょう。

これは主にコスプレを行なうときに使う「コスプレネーム」で、「コスネーム」、「CN」とも言われています。言ってみれば、芸名みたいなもので、どんな名前にしても問題ありません。

コスネームは、特徴があって分かりやすいものにしておくと、たくさんの方に覚えてもらいやすくなります。

慣れてきたら専門のSNSでの登録も

Twitterなどで、コスプレイヤーとの交流に慣れてきたら、次はコスプレ専門のSNSに登録してみてはいかがでしょうか。

下記のようなSNSがあり、それぞれに特色がありますので、目的に合わせて選びましょう。

コスプレイヤーズアーカイブ
コスプレ活動をしている人が一番多く登録しているサイトです。

コスプレのイベント情報が充実していることが特徴。ブログ機能、つぶやき機能、あしあと機能など交流ツールが充実しています。

Cure World Cosplay
海外のコスプレSNSで、使用言語は英語のみです。人気ユーザーランキングは、ほぼ外国のコスプレイヤーです。
AMPLE!
世界中のコスプレイヤーの写真を見ることができます。
COSTYPE(コスタイプ)
コスプレイヤー同士の交流が盛んです。

日記、コミュニティー、つぶやき機能、コスプレイベント情報の無料掲載ができます。

名刺を作ろう

コスプレイヤー名刺

コスプレイヤー名刺

SNSと共にコスプレイヤーにとって必需品のひとつと言われているのが名刺です。

イベントやオフ会で出会った初対面の人に、コスプレイヤーとしてのあなたを知ってもらい、コスプレイヤー同士の交流を深めるための重要なツールになります。

イベントで撮影をしてもらった写真をあとで送ってもらう場合に便利ですし、また別のイベントで出会ったときに「名刺をもらった人だ!」と覚えていてもらいやすいのです。

仕事などで使う一般的な名刺には、住所や電話番号、メールアドレスなどが載っていますが、そうした個人情報を載せる必要は一切ありません。逆に一般的な名刺と同じでは、個人情報が渡ってしまい、悪用されることも考えられるため注意しましょう。

コスプレイヤーの名刺で必要なのは、コスネームとSNSアカウントのID、そしてコスプレをした写真です。SNSのプロフィール欄のアドレスさえあれば、連絡を取り合うことは可能なので、本名を書く必要はありません。

注意点として、アニメやゲームの写真や作品ロゴは著作権にかかわるため、使用しないこと。

最近は、TwitterなどのSNSの台頭で、名刺を使わないというコスプレイヤーもいますが、一目でコスプレジャンルが分かること、ブロマイド的な魅力があることなど、キャラについての会話が弾みやすく、まだまだコスプレイヤーにとって欠かせないツールとなっています。

最近では、お金をかけずに名刺を作れることも魅力です。手軽なところではパソコンを使ってカラー出力印刷をする方法があります。

紙質などにこだわって本格的に作りたい場合は、インターネットを通じて専門業者に申込む方法も。専門業者と言っても、2,000~3,000円程度とお手頃な価格で制作できます。

雑誌で知識を吸収しよう

コスプレ雑誌

コスプレ雑誌

インターネット(ホームページ)を利用すれば、色々な情報が手に入ります。

特にコスプレにかかわる情報は、山のようにあふれており、なんでもすぐ手に入るイメージがあります。確かにホームページは便利で有用なツールですが、じっくり見て魅力を感じ、色々な角度からコスプレについての情報を得たいという場合には、雑誌が有効です。

おすすめは、「COSPLAY MODE」(コスプレモード)。この雑誌は、2002年(平成14年)に創刊した「COSMODE」(コスモ―ド)という雑誌がもとになっており、2014年(平成26年)の廃刊に伴い別の出版社により「COSPLAY MODE」(コスプレモード)として再スタートしています。2ヵ月に1回発行(原則偶数月の3日に発行)。

スナップ、メイク術、ポージング、ウィッグセット、衣装制作などいろいろな角度からコスプレについての情報が満載。初心者にも上級者にも役に立つ内容で、コスプレの雑誌としては王道です。

自分がどんなコスプレイヤーとしての道を歩みたいのかが明確でないなら、ぜひ目を通すと良いでしょう。

予算を決めておこう

コスプレを楽しむには、どれくらいの予算が必要なのかも気になるところ。

いくら好きなことでも、予算が厳しいと長く続けていくことが困難。衣装を作るには、どれくらいの費用が必要なのか。イベントに参加する費用は?その他必要な物は?など一通り予算感をつかみ、その上で自分の中で捻出できる額を決めておけば安心です。

衣装代

コスプレの衣装

コスプレの衣装

無理をして高価な物を購入せず、最初は予算を決めてそれに見合う物から始めてみましょう。

  • 既製服を購入する場合、5,000~20,000円位
  • 自分で制作する場合、2,000~10,000円位
  • ウィッグを購入する場合は、2,000~10,000円位

自分で制作する場合には、生地はもちろん、ミシン、布、糸、ボタン、型紙、ファスナー、裁ちばさみ、チャコペン、レース・リボンなどの装飾品、ゴムなどの道具や、グル―ガン、Gボンド、ライオンボード、のこぎり、スプレー、カッターナイフなどを用意する必要があります。

一見安くできる気はしますが、必要な道具類が多い他、失敗をして余計にお金が掛かる可能性もあるので、注意が必要です。

小道具

小道具の予算は、模造刀では1,000~2,000円位、鉄製で6,000円程度。それらを自作する場合は、その半額程度になります。

メイク

ゼロから揃える場合には、ある程度費用が掛かりますが、揃えてしまえば長期で使えます。100円ショップやドラッグストアなどで買えるプチプラ商品(プチプライス、少額商品)を購入すると良いでしょう。

化粧水、美容液、化粧下地、ファンデーション、アイライナー、マスカラ、アイブロウ、アイシャドウ、チーク、リップ、つけまつ毛などで合計15,000円程度です。

イベント参加費

キャリーケース

キャリーケース

イベントに参加するためには、現地までの交通費の他、イベントごとに設定された参加費が必要です。時にはオフ会費用や遠方だと宿泊費がかかる場合も。新幹線よりも電車、バスを利用して移動費の節約を検討しましょう。

参加費は、コスプレイベントで1,000~2,000円、同人誌即売会併設で1,500円、スタジオ貸し切り撮影会で3,000円程度です。

また、移動には、コスプレ衣装を収納するキャリーケースが必要となります。

ルールを把握しておこう

コスプレイベントに出掛けても、知らずに常識外れの行動をしてしまい、係員や他のコスプレイヤーから注意されたら、テンションが一気に落ちて、コスプレどころではなくなってしまいます。

そんなことでコスプレイベントから足が遠のいては元も子もありません。まずは、コスプレにおけるルールを把握しておきましょう。

着替えは許可を得た場所で

着替えは、必ず会場に到着してから行ないます。

最寄り駅のトイレなどでは、一般の人が驚いたり、悪い印象を持たれたりする場合があるので、許可が得られた場所でのみ着替えをすること。

危険な行為は禁止

コスプレはポーズの前に周りを確認

コスプレはポーズの前に周りを確認

むやみに武器や小道具を振り回して周囲の人に迷惑を掛けることや、不快な思いをさせることは厳禁です。

ぜひ撮影時に、キャラクターポーズなど、思い切ったポーズをしましょう。

キャラクターのイメージを守る

子ども達に人気のキャラクターの姿でタバコを吸ったり、乱暴な言葉遣いをしたりすると、子ども達の夢を壊してしまいます。

コスプレをしているときは、そのキャラクターのイメージを背負っていることを忘れないこと。

写真撮影は声をかけてOKをもらってから
イメージを守るコスプレイヤー

イメージを守るコスプレイヤー

素敵なコスプレイヤーを見かけると、写真を撮りたくなりますが、黙ってこっそり撮影をするのは厳禁です。

必ず「写真を撮って良いですか?」と声を掛けて、快く応じてもらってから撮影をすること。

逆に、自分が声を掛けられて時間がないなどの場合は、断っても大丈夫です。

イベント会場でのルール
長物や大きな武器などを持ち込めないイベントがあります。

持ち込みの制限について、事前に確認しておき、また、更衣室の利用は素早く行なうこと。メイクスペースを長時間占領することは控えましょう。

ゴミについて
イベント会場にゴミ箱を設置している場合もありますが、基本的にゴミは持ち帰りましょう。

食事をしたあとのゴミやメイク落とし、ヘアピン、テーピングなども持ち帰って処分すること。

自信を持とう

キャラクターになり切り楽しむコスプレ

キャラクターになり切り楽しむコスプレ

コスプレで最も大切なことは、コスプレをしている人が自信を持ってそのキャラクターになり切り、楽しむことです。

最初のうちは、「恥ずかしい」という気持ちが先行して、うつむき加減になってしまうことがあるかもしれません。そのハードルは、多くのコスプレイヤーが感じるところです。

それを解決するために、まずはコスプレ姿になった自分を自撮りして、SNSに写真をアップして反応を確認してみるのも方法のひとつ。また、友達や親しい人に見せて感想をもらうのも良いかもしれません。

「こうしたら」というアドバイスをもらい、それを聞き入れて改善すれば、それが自信となります。

自信がなくなると表情も硬くなり、どんどん無表情になって悪循環になってしまいますので、最後は自分が楽しければそれで良いと心に決めて、友達とコスプレを楽しみましょう。

一旦その壁を越えてしまえば、あとは楽しさに満たされる世界が広がっていきます。自信を持って楽しめば、きっと周りの人も楽しくなるに違いありません。

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