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津田越前守助広(つだえちぜんのかみすけひろ)

「津田越前守助広」(つだえちぜんのかみすけひろ)は、江戸時代初期、摂津国(せっつのくに:現在の大阪府)において日本刀を制作した刀匠です。

父・初代「ソボロ助広」のもとで修業して23歳で独立。47歳で没するまで作刀に励み、「越前守」を受領しました。
海の波濤がぶつかりあって崩れ落ちる様を彷彿とさせる「濤瀾乱刃」(とうらんみだれば)を創作して世間を驚かせ、刃文の名手として一世を風靡しました。
また、直刃(すぐは)でも優れた作例が多く、銘は「越前守助広」など多数あります。

津田越前守助広(つだえちぜんのかみすけひろ)が制作した刀剣

  • 刀 銘 津田越前守助広 井上真改
    刀 銘 津田越前守助広 井上真改
    津田越前守助広 延宝三年二月日 井上真改
    延宝三年二月日
    鑑定区分
    特別重要刀剣
    刃長
    72.6
    所蔵・伝来
    大坂城代青山家 →
    鎌田魚妙 →
    刀剣ワールド財団
    〔 東建コーポレーション 〕
  • 脇差 銘 津田越前守助広 延宝五年二月日
    脇差 銘 津田越前守助広 延宝五年二月日
    津田越前守助広 延宝五年二月日
    鑑定区分
    重要刀剣
    刃長
    54.5
    所蔵・伝来
    刀剣ワールド財団
    〔 東建コーポレーション 〕
  • 脇差 銘 津田越前守助広 寛文十年二月日
    脇差 銘 津田越前守助広 寛文十年二月日
    津田越前守助広 寛文十年二月日
    鑑定区分
    重要刀剣
    刃長
    50.3
    所蔵・伝来
    刀剣ワールド財団
    〔 東建コーポレーション 〕

津田越前守助広(つだえちぜんのかみすけひろ)が制作した刀剣の拵

  • 茶石目地梅菊花螺鈿蒔絵 脇差拵
    茶石目地梅菊花螺鈿蒔絵 脇差拵
    鑑定区分
    -
    拵種別
    脇差拵
  • 黒蝋色塗鞘 脇差拵(脇差 銘 津田越前守助広 寛文十年二月日)
    黒蝋色塗鞘 脇差拵(脇差 銘 津田越前守助広 寛文十年二月日)
    鑑定区分
    -
    拵種別
    脇差拵

摂津国の地図

摂津国の地図

「摂津国」の刀工を見る;


井上真改/真改国貞

井上真改/真改国貞

「井上真改」(いのうえしんかい)、別称:真改国貞(しんかいくにさだ)は、江戸時代初期、初代・国貞の次男として誕生し、摂津国(せっつのくに:現在の大阪府)で活動した刀匠。24歳で家督を継承すると、翌年、藩主より「和泉守」を与えられて、本格的に作刀の道に入りました。
刃中の働きは匂口が明るいのが特徴。刃文は覇気のある直刃(すぐは)調と、冴えた湾(のた)れ刃の評価が高く、津田越前守助広とともに「大坂正宗」と讃えられ、1661年(寛文元年)に朝廷より十六葉菊花紋を入れることが許されました。
中江藤樹と熊沢蕃山に師事して陽明学を習得。熊沢蕃山より心身ともに「真に改める」の意をこめて「真改」の称を与えられ、銘は「井上和泉守国貞」、「井上真改」などになります。

井上真改/真改国貞

粟田口忠綱

粟田口忠綱

「粟田口忠綱」(あわたぐちただつな)は、江戸時代中期にかけ、摂津国(せっつのくに:現在の大阪府)で3代にわたって日本刀制作にあたった刀匠。3代とも「近江守」を称しました。このうち、2代目粟田口忠綱が「一竿子」の号で知られ、最も評価が高かったと言われています。
刃文は、足長丁子にはじまり、徐々に助広の「濤瀾乱刃」(とうらんみだれば)に近くなり、玉焼も見られます。
刀身彫りの名手としても知られ、その場合「彫同作」、「彫物同作」と切り、銘は「一竿子忠綱彫同作」、「粟田口近江守忠綱」などになります。

粟田口忠綱

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