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手掻包永(てがいかねなが)

「手掻包永」(てがいかねなが)は、大和国(やまとのくに:現在の奈良県)「手掻派」の開祖で、一派は鎌倉時代末期の正応頃(1288年頃)から室町時代中期末の寛正頃(1460年頃)に活躍しました。
手掻派は東大寺に従属し、「輾磑門」(てんがいもん)という境内西方の門前に居を構え、日本刀を制作。この経緯から、輾磑門の「てんがい」が訛り、「手掻」と称するようになったと言います。
書き字は「手掻」・「輾磑」・「天蓋」などです。
名物の「児手柏」(このてがしわ:1923年[大正12年]に関東大震災によって焼身だが現存)や、岩崎家所蔵品で静嘉堂文庫所蔵の太刀(国宝)などを制作しました。

手掻包永(てがいかねなが)が制作した刀剣

  • 太刀 銘 包永(金象嵌)本多平八郎忠為所持之
    太刀 銘 包永(金象嵌)本多平八郎忠為所持之
    包永(金象嵌)
    本多平八郎忠為
    所持之
    鑑定区分
    特別重要刀剣
    刃長
    71.8
    所蔵・伝来
    本多忠刻→
    千姫→徳川家光→
    徳川綱吉→
    松平忠周→
    刀剣ワールド財団
    〔 東建コーポレーション 〕
  • 児手柏包永
    児手柏包永
    包永
    鑑定区分
    未鑑定
    刃長
    69
    所蔵・伝来
    細川家 →
    徳川将軍家 →
    水戸徳川家
  • 太刀 銘 包永
    太刀 銘 包永
    包永
    鑑定区分
    国宝
    刃長
    73
    所蔵・伝来
    赤星鉄馬 →
    岩崎家 →
    静嘉堂文庫美術館

手掻包永(てがいかねなが)が制作した刀剣の拵

大和国の地図

大和国の地図

「大和国」の刀工を見る;


当麻国行

当麻国行

「当麻国行」(たいまくにゆき)は、大和国(やまとのくに:現在の奈良県)の当麻に住み当麻派を興しました。「兵衛尉」(ひょうえのじょう)と言う「兵衛府」(ひょうえふ:律令制における宮司)の判官です。生没年不詳。
当麻派で銘を切ったのは国行が最初であるが、年紀を切ったものは皆無です。作刀は、ほぼ太刀のみと考えられ、鎌倉末期の姿に相州物のような強く冴える物が多く、相州行光と出来が紙一重と言われています。

当麻国行

保昌貞宗

保昌貞宗

「保昌五郎貞宗」(ほうしょうごろうさだむね)は、保昌派開祖の「国光」の作がほとんどないことから、「貞吉」とともに実質的な祖とされている刀工で、国光の子。生没年不詳。
鎌倉時代末期の太刀姿で、反りが浅く、身幅は先細いの姿。が高く、重ねが厚いのが特徴です。刃文は「打ちのけ」やほつれの入る中直刃に二重刃や喰い違い刃が見られ、小互の目乱や小乱が交じる物も見られます。帽子は、焼き詰めて掃きかけます。
貞宗は、一門の象徴的な特徴である柾目肌の名人で、絹糸を強く引き締め、積み上げたかのような美しい柾目肌がよく詰んだ地鉄が特徴です。太刀は少なく、短刀に在銘の物が、僅かに見られます。

保昌貞宗

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