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則重(のりしげ)

「則重」(のりしげ)は、鎌倉時代末期、現在の越中国(えっちゅうのくに:現在の富山県)で作刀した刀匠。相州正宗門、もしくは初代新藤五国光の門と言われる。
相模国(さがみのくに:現在の神奈川県)鎌倉で日本刀制作を学んだあと、越中国婦負郡御服(ねいこおりごふく)に移住しました。
在銘作の太刀は数振で、多くは短刀。短刀は細身にして重ねは厚く、内反りが目立つ。地鉄(じがね)の鍛えは独特であり、「松皮肌」と呼ばれます。
これは、硬軟の鉄を混ぜて鍛えた影響で、渦巻状の肌が現れ、地景・地沸が激しく付くところが松皮に例えられたことから付いた則重ならではの特徴。
銘は、「則重」、「佐伯則重」、「越中国佐伯則重」などがあります。

日本刀の歴史に名を残した、数々の名工をご紹介します。

則重(のりしげ)が作刀した刀剣

  • 短刀 銘 則重(日本一則重)
    短刀 銘 則重(日本一則重)
    則重
    鑑定区分
    国宝
    刃長
    24.6
    所蔵・伝来
    永青文庫

越中国の地図

越中国の地図

「越中国」の刀工を見る;


江義弘/郷義弘

江義弘/郷義弘

「江義弘/郷義弘」(ごうのよしひろ)は、南北朝時代に越中国(えっちゅうのくに:現在の富山県)で活躍した刀工。「正宗十哲」(まさむねじってつ:正宗の影響を受けた相州伝の名工10名)のひとりで、夭折(ようせつ)したこともあり、作刀が極めて少なく、すべて無銘で正真の在銘がないことから、多くの謎に包まれた刀工です。
それにより、「世間ではあるとされているが実際に見たことのない物の例え」として、「郷(江)と化物は見たことがない。」と言う言葉が生まれました。
地刃ともに明るく冴える姿は、師である「相州正宗」に勝るとも劣りません。
また江(郷)の名は、彼が越中国松倉城下の「松倉郷」(まつくらごう:現在の富山県魚津市)に住んでいたことから、その地名をもとに名付けたと言う説と、本姓が「大江氏」なので、この大江から1字取り「江」を使用したと言う説があります。

「江義弘/郷義弘(ごうよしひろ)」関連YouTube動画

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