• 特別保存刀剣
  • 江戸時代

かたな めい ひぜんこくじゅうおうみだいじょうふじわらただひろ

刀 銘 肥前国住近江大掾藤原忠広

刀 銘 肥前国住近江大掾藤原忠広

本刀は初代「肥前忠吉」(ひぜんただよし)の嫡子である2代「近江大掾忠広」(おうみだいじょうただひろ)の作品です。肥前忠吉は「堀川国広」(ほりかわくにひろ)や「埋忠明寿」(うめただみょうじゅ)と共に新刀の祖として知られる名匠で、江戸時代における作刀の主流派である「肥前刀」(ひぜんとう)の事実上の開祖となりました。

細かく詰んだ梨子地肌(なしじはだ)に小板目肌(こいためはだ)の交じった鍛え肌(きたえはだ)は地沸(じにえ)が微塵によく付き、地景も細かく入り、中直刃(ちゅうすぐは)を基調に浅く湾れ刃文が焼かれています。匂口元から鋒/切先(きっさき)にかけて均一に深く付き、刃沸(はにえ)も厚く、金筋(きんすじ)や砂流し(すながし)かかるなど、刃中の働きも盛んで見ごたえのある1振。同工の作柄が遺憾なく発揮された名刀です。

本刀の作者である近江大掾忠広は、数え19歳の若さで父・肥前忠吉の後継となり、1641年(寛永18年)に「近江大掾」を受領。作風は、大別して直刃調の落ち着いたものと、丁子乱(ちょうじみだれ)の華やかな刃文を焼いたものがあり、本刀は前者です。亡くなる直前まで作刀していたと言われ、その作刀年数は60年を超えており、肥前刀工のなかで最も多くの作品を残しました。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「刀 銘 肥前国住近江大掾藤原忠広」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別保存刀剣
時代 時代
江戸時代
(新刀)
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
近江大掾忠広(二代忠吉)
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(肥前国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
70.5
反り 反り
(cm)
1.6

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「刀 銘 肥前国住近江大掾藤原忠広」は江戸時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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