• 保存刀剣
  • 室町時代

かたな めい むらまさ

刀 銘 村正(底銘)

刀 銘 村正(底銘)

本刀は、通称「十郎左衛門」(じゅうろうざえもん)こと、旗本3,000石の「水野成之」(みずのなりゆき)が所持したと伝えられる「村正」の1振です。
成之は、「旗本奴」(はたもとやっこ)の「大小神祗組」(だいしょうじんぎぐみ)を組織して首領となります。粗暴な生活を送り、「町奴」(まちやっこ:町人出身の無頼者)と激しく対立した結果、「幡随院長兵衛」(ばんずいいんちょうべえ)を殺害。同事件により、1664年(寛文4年)に切腹となりました。
成之が所持していた本刀のみならず、村正には様々な逸話があり、「徳川家康」の祖父、父、息子は村正ので殺害されています。このため、村正は徳川家に祟るとされ、江戸時代になると徳川将軍家を憚り(はばかり:畏れ慎むこと)、多くの武士は、出来の良い村正のを消して所持しました。
伊勢桑名(現在の三重県桑名市)の刀匠であった村正は、非常に良く斬れると評判の刀匠であったため、隣の三河(現在の愛知県)の武士が競って村正の刀を佩用。その結果、徳川家の者が村正の刀によって討たれる事例が多く起こりました。それが徳川家に祟るとされた理由と考えられています。
本刀は、板目肌詰んで柾(まさ)ごころあり、切れ味の良さを思わせる荒沸(あらにえ)を随所に見せ、刃文の乱れが四角く箱のように見える箱乱(はこみだれ)風の湾れ刃(のたれば)を焼く、村正の特徴が良く表れた1振です。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
保存刀剣
時代 時代
室町時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
村正
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(伊勢国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
水野成之 →
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
68.2
反り 反り
(cm)
1.7
  • 名家・著名人の日本刀
    名家・著名人と「刀 銘 村正(底銘)」の関係についてご紹介します。

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「刀 銘 村正(底銘)」は室町時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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