• 保存刀剣
  • 江戸時代 中期

かたな めい そうしゅうじゅういせだいじょうみなもとつなひろ

刀 銘 相州住伊勢大掾源綱広

刀 銘 相州住伊勢大掾源綱広

「綱広」の初代は、古刀期にあたる室町時代後期に、相模国(さがみのくに:現在の神奈川県)で活躍した「末相州」(すえそうしゅう)を代表する名工でした。相州物の刀工一派の多くは新刀期を迎えることなく途絶えてしまいましたが、綱広は、15代、明治時代に至るまで作刀を続けていたのです。

本刀を制作した5代・綱広は同家随一の良工であり、その腕前は新刀一上手であると評されるほど。1660年(万治3年)には「伊勢大掾」(いせのだいじょう)、1678年(延宝6年)頃に「伊勢守」(いせのかみ)を受領しているのです。

5代・綱広の作風は、鎬地(しのぎじ)が低く、やや先反り気味でしっかりとした姿で、その刃文は、湾れ乱(のたれみだれ)や出来の互の目乱(ぐのめみだれ)を焼きますが、焼きの谷に必ず荒沸(あらにえ)が見られます。「江戸新刀」の名工であった「長曽祢虎徹」(ながそねこてつ)に似た作風でもあったことから、綱広が虎徹の師であったとする説もあるのです。

また、その地肌は、小板目(こいため)鍛えで落ち着いた地鉄になっており、好ましい作刀であると言えます。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
保存刀剣
時代 時代
江戸時代 中期
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
綱広
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
相州伝
(相模国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
75.2
反り 反り
(cm)
1.3
  • 名家・著名人の日本刀
    名家・著名人と「刀 銘 相州住伊勢大掾源綱広」の関係についてご紹介します。

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