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たち めい むねのぶさく

太刀 銘 宗延作(山城)

太刀 銘 宗延作(山城)

「宗延」は、南北朝時代中期頃に活躍した「盛景(もりかげ)」を代表刀工とする、相伝備前鍛冶の別系「大宮(おおみや)」派に属する名工。
同派は、その初祖である「国盛(くにもり)」が、鎌倉時代初期頃に、山城国(やましろのくに:現在の京都府中南部)猪熊通(いのくまどおり)大宮から備前国(びぜんのくに:現在の岡山県東部)に移住して鍛刀したことからその呼称が付いたとされていますが、近年においては諸説あります。

宗延については、建暦年間(1211~1214年)、及び建長年間(1249~1256年)頃に数工その名が見られ、建長期の同工は、綾小路(あやこうじ:現在の京都府京都市)に住していたと伝わっているのです。
本太刀の姿は、細身で鎬幅(しのぎはば)が狭く、反りが高く小鋒/小切先で優美さが感じられます。刃文は、浅い湾れ(のたれ)を基調とし、小互の目(ぐのめ)・小丁子(ちょうじ)・小乱(こみだれ)と変化に富むだけでなく、足・葉(よう)が入り、小沸(こにえ)がよく付き、砂流し・金筋が入るなど、その働きは盛んです。
これらの地刃には、京都の気質が示されており、その品格が漂う出来映えには、文永年間(1264~1275年)頃に綾小路の地に住んでいた刀工「定利(さだとし)」などに通ずるものがあります。
宗延作の日本刀(刀剣)で現存する物は非常に稀であり、地刃共に健やかである本太刀は、大宮鍛冶を研究する上での資料的価値も高い1振です。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要刀剣
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
太刀
刀工 刀工
宗延
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
山城伝
(山城国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
71.5
反り 反り
(cm)
2.8
  • 名家・著名人の日本刀
    名家・著名人と「太刀 銘 宗延作(山城)」の関係についてご紹介します。

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