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  • 特別保存刀剣
  • 江戸時代 後期

かたな めい おいてとうとかとうはちろうつなとし(ぶんせいごねんじゅういちがつきちじつ)

刀 銘 於東都加藤八郎綱俊(文政五年十一月吉日)

刀 銘 於東都加藤八郎綱俊(文政五年十一月吉日)

本刀を制作した初代「綱俊」(つなとし)は1798年(寛政10年)、「加藤国秀」(かとうくにひで)の子として、出羽国米沢藩(でわのくによねざわはん:現在の山形県米沢市)で生まれました。本名は「加藤八郎」(かとうはちろう)と称し、新々刀の祖「水心子正秀」(すいしんしまさひで)に学んでいます。
兄「綱英」(つなひで)と共に米沢藩主・上杉家(うえすぎけ)のお抱え刀工を務め、文政年間(1818~1831年)の初めごろには江戸に移り、麻布飯倉片町(あざぶいいぐらかたまち:現在の東京都港区麻布地域)にあった上杉家の中屋敷に住し、作刀しました。
初めの号は「長運斎」(ちょううんさい)でしたが、晩年には息子である「是俊」(これとし:2代・綱俊)に譲り、自身は「長寿斎」(ちょうじゅさい)に改めたのです。
本刀の作風は鎬幅(しのぎはば)が狭く、鎬の低い造込みになっており、身幅がやや狭めで重ねも少々薄くなっています。反りは刀身の中間が高い太刀風で、さらに強い先反りが加えられた打刀姿です。刃文は、綱俊の初期における特徴を示す沸(にえ)と匂(におい)が共に深い濤瀾乱(とうらんみだれ)を焼き、その形状は「板倉言之進」(いたくらげんのしん)風で、兄・綱英の影響を受けていることが窺えます。
綱俊の突出した作刀技術は、新々刀期の備前伝作者の中でもトップクラスに入り、当時「備前伝の第一人者」とも評されていました。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別保存刀剣
時代 時代
江戸時代 後期
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
綱俊
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(武蔵国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
66.6
反り 反り
(cm)
2.5
  • 名家・著名人の日本刀
    名家・著名人と「刀 銘 於東都加藤八郎綱俊(文政五年十一月吉日)」の関係についてご紹介します。

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