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かたな めい おおさかじゅうがっさんさだかつきんさく しょうわななねんじゅうがつきちじつ

刀 銘 大阪住月山貞勝謹作 昭和七年十月吉日

刀 銘 大阪住月山貞勝謹作 昭和七年十月吉日 刀 銘 大阪住月山貞勝謹作 昭和七年十月吉日

本刀は昭和8年、陸軍大学を卒業した於田秋光大佐の遺愛の恩賜刀です。小板目肌が良く詰み、当時最高の玉鋼(たまはがね)が使用されており、身幅の狭い刀身へ、見事な直刃調の焼き入れが行なわれています。
恩賜刀は陸軍士官学校を首席、または次席者の数名、陸軍大学校を首席か優等となった5名が卒業の際に、天皇陛下より下賜されて授与する名誉ある物。ハバキに恩賜の文字が彫られた刀を下賜された卒業生は、恩賜組と称賛され、軍の重要な任務に就き将来の栄達を保証されたエリート組でした。

【於田秋光大佐】
東京陸軍幼年学校より陸軍士官学校へと進み、昭和4年陸軍大学に入学後、西郷従道(元帥海軍大将)の次男で、西郷隆盛の甥でもある、西郷豊彦少将に日本を託す人物であると重んじられ、昭和5年に西郷豊彦少将の子の西郷滋子と結婚。
昭和8年、恩賜刀の栄誉で陸軍大学を卒業。昭和11年、北海道特別大演習においては、本刀の恩賜刀を帯びて、天皇陛下に戦況を奉上します。
その後、在ポーランド日本大使館付陸軍武官として、ヨーロッパ各国の機密情報の収集の最中、1939年9月1日にドイツによるポーランド侵攻が勃発。大日本帝国陸軍の軍人として、ポーランドにおいて第二次世界大戦の戦火に巻き込まれました。
戦争末期、生還難しいニューギニア戦線へ死を覚悟して出陣し、昭和20年42歳で終戦を迎えますが、奇跡的に生還しました。

【月山貞勝刀匠】
月山貞勝は明治2年(1869年)に帝室技芸員であった父、貞一(初代)の長男として生まれ、父貞一の晩年は父に代わり代作を行なっていました。
父貞一の没後は月山家を継ぎ、のちの人間国宝となる二代・貞一や高橋貞次を育成します。天皇陛下の大元帥刀や、各宮家や宮内省の御下命を受け賜わり、陸・海軍将官への御下賜刀の製作を引き受け、明治から昭和を代表する名工の一人です。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分 その他 時代 時代 昭和時代
刀剣種別 刀剣種別 軍刀 刀工 刀工 月山貞勝
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
その他 (大阪) 代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
於田秋光大佐所持(西郷隆盛又姪の夫)昭和天皇御下賜刀→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ(cm) 68.2 反り 反り(cm) 1.5
鑑定区分 鑑定区分 その他
時代 時代 昭和時代
刀剣種別 刀剣種別 軍刀
刀工 刀工 月山貞勝
制作国 制作国 その他 (大阪)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
於田秋光大佐所持(西郷隆盛又姪の夫)昭和天皇御下賜刀→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
68.2
反り 反り
(cm)
1.5
刀剣ワールドの日本刀
歴史人と「刀 銘 大阪住月山貞勝謹作 昭和七年十月吉日」の関係についてご紹介します。

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「刀 銘 大阪住月山貞勝謹作 昭和七年十月吉日」は昭和時代に制作された日本刀(刀剣)です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い日本刀(刀剣)。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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