• 特別重要刀剣
  • 鎌倉時代 後期

たんとう めい くにみつ(しんとうご)

短刀 銘 国光(新藤五)

短刀 銘 国光(新藤五)

「短刀 銘 国光[新藤五]」は、相州伝の実質的な祖である「新藤五国光」(しんとうごくにみつ)によって作られた1振です。

新藤五国光は、相模国(さがみのくに:現在の神奈川県)で作刀した刀匠で、「粟田口六兄弟」(あわたぐちろくきょうだい)の末弟である「国綱」(くにつな)の子(孫の説もあり)と伝えられています。国綱から「粟田口伝」(あわたぐちでん)、師匠の「備前三郎国宗」(びぜんさぶろうくにむね)からは備前伝の作風を受け継ぎながらも、新しい時代にふさわしい鍛刀法を研究し続けた名匠です。

当時京都で人気を集めていた「山城伝」の刀工・「来国俊」(らいくにとし)と共に、「東西の双璧」と称され、名工として有名な「正宗」(まさむね)・「行光」(ゆきみつ)らの師も務めました。

短刀平造り(ひらづくり)で三つ棟(みつむね)、内反り(うちぞり)。(なかご)は生ぶ振袖風になっており、彫物(ほりもの)は表に素剣、裏に梵字(ぼんじ)があります。美しく青く澄んで潤いのある地鉄(じがね)も見どころです。短刀の名手と言われた新藤五国光の作風は(にえ)本位の直刃(すぐは)で、地沸(じにえ)は厚く、地景(ちけい)が一面に現われる鍛えとなっています。

本短刀はその特色がよく示された名品であり、昭和55年11月30日、特別重要刀剣に指定されました。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「短刀 銘 国光(新藤五)」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別重要刀剣
時代 時代
鎌倉時代 後期
(古刀)
刀剣種別 刀剣種別
短刀
刀工 刀工
新藤五国光
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
相州伝
(相模国/神奈川県)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
23.3
反り 反り
(cm)
0.2

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「短刀 銘 国光(新藤五)」は鎌倉時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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