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  • 重要美術品
  • 鎌倉時代

たち めい よしふさ

太刀 銘 吉房

太刀 銘 吉房

松平家伝来の本太刀は、「中島飛行機」の2代目社長「中島喜代一」(なかじまきよいち)氏が国宝・重要文化財・重要美術品に指定されている多くの日本刀(刀剣)を「東京国立博物館」に寄贈しましたが、この「吉房」だけは、名刀中の名刀と手放すことができず、最後まで中島家に伝来しました。
「一文字吉房」(いちもんじよしふさ)は5振が重要美術品に指定されていますが、本刀は愛刀家の誰もが認める、他刀に隔絶した大名刀だと有名。数奇者垂涎の1振です。

なお、戦後、武器とみなされた日本刀(刀剣)は、GHQ(連合国総司令部)によって没収されるという命令が下されました。喜代一氏は「本間順治」(ほんまじゅんじ)氏らとともに対応を協議。これが基盤となり、日本刀(刀剣)を美術品として保存する運動が展開され、日本刀(刀剣)は救われたのです。

吉房は名を「藤次郎」(とうじろう)と称し、「後鳥羽上皇」(ごとばじょうこう)の御番鍛冶(ごばんかじ)24人中の6月番に挙げられていた名人中の名人。そもそも一文字の「一」の字は、元祖・則宗(のりむね)が後鳥羽上皇より「天下一」の名匠であるとの叡慮(えいりょ:天皇や上皇のお気持ち)から賜った物で、その名誉と共に伝統と意気を示して、代々一文字を名乗っていたのです。

刃文は、純然たる匂(におい)本位の百花繚乱と咲き誇った、八重桜の匂うような重花丁子乱れ(じゅうかちょうじみだれ)を得意とし、刃文の華麗さで「天下一品」と激賞されています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要美術品
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
太刀
刀工 刀工
吉房
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
備前伝
(備前国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
松平家→
中島家→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
70.2
反り 反り
(cm)
1.9
  • 名家・著名人の日本刀
    名家・著名人と「太刀 銘 吉房」の関係についてご紹介します。

太刀 銘 吉房の動画

太刀 銘 吉房

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「太刀 銘 吉房」は鎌倉時代に制作された日本刀(刀剣)です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い日本刀(刀剣)。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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