武将浮世絵

うたがわくによし さく「たいへいきえいゆうでん あさいびぜんのかみなかまさ」 歌川国芳 作「太平記英雄伝 阿佐井備前守仲政」

太平記英雄伝 阿佐井備前守仲政

本武将浮世絵に描かれた「阿佐井備前守仲政」(あさいびぜんのかみなかまさ)は、北近江(現在の滋賀県北部)の戦国大名「浅井長政」(あざいながまさ)のことです。

織田信長」の妹「お市の方」を妻に迎え、織田信長と同盟を結んだ浅井長政ですが、その後、盟友の「朝倉義景」(あさくらよしかげ)が織田信長に攻められたため同盟を破棄。「小谷城の戦い」で織田信長に敗れ、浅井長政は自害しました。

本武将浮世絵は、「姉川の戦い」の陣中で虎の毛皮に座した浅井長政が、敵方である織田家の宿将(しゅくしょう:力量のある老将)の「首実検」を行なっている様子と伝えられています。

本武将浮世絵の制作者「歌川国芳」(うたがわくによし)は、江戸時代末期に活躍した当時を代表する浮世絵師で、1848年(嘉永元年)から2年をかけて全50部の揃物である「太平記英雄伝」(たいへいきえいゆうでん)を刊行しました。

江戸幕府によって、1573年(天正元年)以降を題材とする武将の浮世絵を描くことが禁止されていたため、「豊臣秀吉」の生涯を綴った「太閤記」は「太平記」に置き換え、武将達の実名も隠されています。しかし、「太平記英雄伝」に登場する人物は戦国時代の武将達であり、源平時代の武将達ではありません。このように名前を変えて表現された浮世絵のことを「偽名絵」(にせなえ)と言います。

太平記英雄伝 阿佐井備前守仲政

「太平記英雄伝 阿佐井備前守仲政」の
浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川国芳 浮世絵の題材 浅井長政

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