合戦浮世絵

うたがわよしとら さく「おうしゅうせいとう」 歌川芳虎 作「奥州征討」

奥州征討

本合戦浮世絵は、1062年(康平5年)の「前九年の役」(ぜんくねんのえき)最終決戦と言われる厨川(くりやがわ)での戦いの様子を描いた絵図です。

向かって右側にいるのは、「源義家」(みなもとのよしいえ)、中央には「安倍貞任」(あべのさだとう)、左側で取り押さえられているのは「藤原経清」(ふじわらのつねきよ)。

約12年にも亘る「奥州十二年合戦」の前半部分とされる「前九年の役」は、陸奥国(現在の宮城県仙台市)北部で隆盛を極めていた「安倍氏」と、「清和源氏」出身である「源頼義」(みなもとのよりよし)の間で起きた争いです。

それまでの争いでは、安倍軍が幾度となく勝利を収めて勢力を拡大しており、今回も安倍軍に有利かと思われていました。しかし、源頼義率いる朝廷軍に出羽国(でわのくに:現在の秋田県山形県)の豪族「清原光頼」(きよはらのみつより)が加勢したことで状況は逆転。安倍貞任は苦戦を強いられて大敗。捕らえられた安倍貞任は、源頼義の前に連れ出されますが、源頼義を睨みつけるとそのまま息絶えたと言われています。

また、源頼義を裏切り安倍軍に就いていた藤原経清は、源頼義から特に深い恨みを持たれており、捕縛されたあと、源頼義は刃の錆びた日本刀(刀剣)を用いて藤原経清を斬首。この戦いをもって「前九年の役」は終結し、安倍氏は滅亡しました。

「奥州征討」の浮世絵

※写真はクリックすると、拡大してご覧頂けます。
画面を縦長で利用し、写真をクリックするとより大きな写真がご覧頂けます。
なお、画面の向きをロックしている場合は解除が必要です。

詳細情報

浮世絵師 歌川芳虎 浮世絵の題材 前九年の役

日本刀(刀剣)に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「浮世絵[武者絵](合戦浮世絵/武将浮世絵)」の「奥州征討」ページです。
歴史に名を残す合戦や大名を描いた作品を、数々の浮世絵を手がけた浮世絵師と、描かれた合戦・武将名を合わせて紹介しています。激しい合戦の様子などを力強く描いた「浮世絵[武者絵]」の魅力を、解説と共にご覧下さい。
バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、日本刀(刀剣)・甲冑(鎧兜)の基礎知識をはじめ、日本刀(刀剣)の歴史や雑学、日本刀(刀剣)にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工達の紹介など盛りだくさん。日本刀(刀剣)に関する各種アプリゲーム、刀剣川柳、四文字熟語といった楽しむコンテンツも充実。日本刀(刀剣)や甲冑(鎧兜)に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみ頂けます。

もっと見る▼

注目ワード

ページトップへ戻る